カテゴリ:東日本大震災、ボランティア活動
14日は、練馬区立中村中学校で東日本大震災のためのチャリティコンサートを 行いました。 中村中学校の中学一年生の皆さんと保護者の皆様に演奏を聞いて頂きながら、 地震について考える時間を持ちました。 今回は、ご実家が福島県相馬市の海岸沿いにある金子さんに、 相馬市の現状についてお話をして頂きました。お話されていた現状を少しお伝えします。 現在、相馬市では、津波によって陸に上がった船を片付ける作業が始まっています。 お船は1艘7000万円~3億円ほどします。 一家で2世代にわたり借金をした船が、壊されていく姿はお辛いことと思います。 相馬市で育った金子さんは、震災直後に、衣料品、くつ、毛布等の物資を、 段ボール78箱、そして、ランドセルを500個ほど個人で集め送り、 現在もご実家のお母様のところへ送っています。 お母様は相馬市、南相馬市、新地町、宮城県の山元町の方々に、 直接わけて差し上げています。 相馬市の仮設住宅では、日本赤十字社よりクーラーや冷蔵庫といった大型家電製品は寄付して頂いたようです! しかし、日常の細々した物、文房具や生活用品、タオル、Tシャツなどが、 まだまだ足りていないようです。 7月上旬の話では、中村二小、中村二中から仮設住宅に避難してきた方が、 長袖の洋服しか持っていなくて、お菓子の袋を見て大変驚いたり、 何十個も送ったコップがすぐになくなってしまったりしているようです。 金子さんや私達が、個人的に送っている品物が、被災地では実際に使われ、 喜ばれているほかに、ちょっとした手紙や気持ちが、 心の励みにもなっているようです。 大きな企業や団体の大きな支援とは、また少し違った形で役立っているようで、 それは嬉しい点です。 コンサートの中で、「東京にいる私達に出来ることはなんですか?」という問いかけには、 「母にその質問を聞いてみました。そしたら、忘れないで欲しい。応援メッセージでも頂けたら、仮設住宅の高齢者達、子どもたちも喜ぶわ~」とおっしゃっていました。 金子さん、金子さんご家族は、とても前向きに、また、まわりの方のことを本当に よく考えて、行動していらっしゃる方々です。 ご縁があり金子さんと出会い、このような時間を持つことができ、良い届け先に物資を送ることができ、本当に良かったなと思っています。 今回、コンサートを企画して頂いた中村中学校の皆様、 ご来場頂きました皆様、中村中学校の中学一年生の皆さん、 本当にありがとうございました! ☆本当に困っている被災地の方へ直接届きます。☆ 物資をご支援して頂ける方、応援メッセージを頂ける方がいらっしゃれば、 こちらまでメールください。 info.harp@gmail.com ブログランキングの応援、いつもありがとうございます! ご訪問のしるしに、 ブログランキングへ1クリック、よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.15 10:32:59
[東日本大震災、ボランティア活動] カテゴリの最新記事
|
|