テーマ:好きなクラシック(2299)
カテゴリ:ハープの話・豆知識
19日は、大分県で行われた別府アルゲリッチ音楽祭へ行ってきました! 日本でも有名なフェスティバルのひとつで、会場は大分駅からほど近い、iichikoグランシアタでした。 今年で14回目の開催になるそうです! 出演は、世界的なピアニストのマルタ・アルゲリッチさんと、チェリストのミッシャ・マイスキーさん、桐朋学園オーケストラでした。 曲目は、ロシアの作曲家・シチェドリンの日本初演の作品「ロマンティックな捧げもの」と、ドビュッシーの「チェロとピアノのためのソナタ」、チャイコフスキー「交響曲第四番」でした。 最終日であるオーケストラ・コンサートは満席のお客様で、 開演前より熱気が溢れていました。 普段のクラシックコンサートは、関係者の方がおつきあいで席をうめているようなコンサートも多く緊張を感じることが多いですが、 今回のようなフェスティバルは、お客様のひとりひとりが、音楽を心から楽しもうとする雰囲気があり、和やかなムードなところが音楽祭の最大の魅力だと思います! 最初に演奏した「ロマンティックな捧げもの」は日本初演の曲で、アルゲリッチさんの力強い演奏や、マイスキーさんのチェロが色々な奏法を用いている姿が印象的でした。こちらの曲はアルゲリッチさんとマイスキーさんのために書かれた作品だそうです。 ドビュッシーの「チェロとピアノのためのソナタ」は、本当に素晴らしかったです。アルゲリッチさんとマイスキーさんの息のあった演奏を聞くことができ感激しました! チェロさんとピアノさんが家で世間話をしているような、まるで、ジャズのセッションを見ているような感覚でした。 後半のチャイコフスキー「交響曲第四番」は桐朋学園オーケストラによる演奏で、希望に満ちた力強く明るい演奏を聞くことができました。 音楽祭は今年で14回目になり、来年には「しいきアルゲリッチハウス」というコンサートホールや展示施設が建設されるそうです。椎木さんという方が建設費用を全額寄付すると申し出られたそうです。 アルゲリッチさんのあたたかい人柄に多くの人が惹かれ、 大勢の方のご協力のもと、開催が実現しているのだと思います。 地元に根付いた素晴らしいフェスティバルに参加でき、あたたかい気持ちになりました! コンサートのあとは、大分名物のふぐを頂きました! 料亭 山田屋さんは、東京の西麻布にも支店がありミシュラン三つ星だそう。 大分は美味しいお魚やお食事も多く魅力いっぱいな街ですね。また伺いたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.12.25 17:46:26
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