ハープ奏者 高山聖子 ブログ

私のハープの先生、篠崎史子先生の『ハープの個展XII』に行ってきました。
今回はハープの個展40周年記念コンサートで、1972年から始められた個展シリーズは今年で12回目だということです。
野平先生のプログラムノートに『日本のハープのレパートリーをほぼ1人で作り上げて来たにも等しい篠崎史子さん』と紹介がありましたが、先生は本当にそのような方だと思います。ずっと走り続けていらっしゃる先生です。

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  全曲2012年初演作品でした。
  権代敦彦先生のマトリックス(母体)op.133は、ハープの音色が天上に舞うように始まり、美しかったです。室内オーケストラの中でもホルンが特徴的で、ハープとのマッチングが素晴らしかったです。初めて聞いた音楽でしたが、昔からクラシック音楽のような安心感を感じる作品でした。本当に素晴らしかったです。
  
  鈴木大介先生による武満徹先生の映画音楽の編曲された演奏は癒されました。
  後半の西村朗先生、野平一郎先生の作品は、どちらもハープの新しさを感じる作品でした。ハープはどの曲も技巧的で、これを一夜のプログラムで演奏してしまう史子先生は大変な努力家です。私はその姿を見て、ハープを学ぶことができて本当に幸せだと思っています。
  アンコールのハープソロ『五木の子守唄』はハープの音が輝いていました。私はハープの音色をひとつひとつを聴けるような、あたたかい作品もとても好きです。
  
  これからも先生のお姿を拝見しながら、私自身も少しずつ前に進んでいけたら、と思ったコンサートでした。
  本当に素晴らしい音楽をありがとうございました。
  
  
  

さて、コンサートの楽しみのひとつは、ハープ関係者と一度に沢山お会いできることです。昨日も日本各地から沢山の方がいらっしゃり、私は30名くらいのハープの先輩、後輩と会うことが出来ました。
皆、元気そうでしたが、「11月は休みがない」と言いながら熱が出ている先輩がいたり、風邪でマスクをしている方も多かったです。
私も先週風邪をひき治りましたが、今朝、起きたら少し喉が痛かったので注意したいと思います。
先日買ったイソジンの『のどフレッシュ』、効き目抜群でおすすめです。
皆さん、風邪には気をつけて年末まで乗りきりましょう！！


ちょっとしたお知らせ：
有り難いことに12月日本チター協会主催のクリスマスコンサートに出演させて頂くことが決まりました。
12月9日(日)14:00〜千駄ヶ谷・津田ホール
12月24日(月)14:00〜香川県高松市
温かみあるクリスマス曲の演奏会になりそうです。



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