カテゴリ:社会・生活
明日4月1日付を持って第一生命が株式を上場します。第一生命は、もともと相互会社でしたが、相互会社のままでは上場できませんから、株式会社に組織変更をして、株式を発行し、その株式を証券取引所に上場させ一般の人が自由に売買できるようにして、初めて上場企業となります。 それで、株式を発行するために第一生命は、保険契約者のうち高額の保険を契約し、なおかつ長く契約している人たちにより多くの株式が渡るようにと、考えました。今回、第一生命と契約している人で一定の条件に当てはまる人は、なんらの対価も支払わずに、株を入手することが出来るのです。 幸いにも僕にも割当の通知が届きました。わずか1株ですけれど、タダで貰えるものは何でもうれしいものです。僕は結婚を機に生命保険にも入っていたほうが良いと思い、たまたま会社が推薦する第一生命に入ったので、別に日本生命でもどこでも良かったのですが、当時の会社の総務の方に相談したところ「どこの保険会社でも良いの?第一生命だったら、団体保険扱いで安くなるし、給与から天引きされるから、第一生命にしたら?」という簡単な理由で契約しました。 以来、約30年近くにわたって契約し続けたので、今回、株の恩恵にあずかる事となりました。でも、支払った保険料は結構な高額で・・・・。まぁ、保険なんだから、保険のお世話にならず無事に今まで過ごせたことのほうを感謝しなければいけないですね。 ちなみに株で貰うのが嫌な人は現金での受け取りも選択できます。その場合には1株につき約14万円が支払われるらしいとのことです。確かに証券会社に自分の口座を持っていない人は、新たに口座を設けることの事務的な煩雑を考えると、一時金として現金を貰ったほうが楽かもしれません。僕は証券会社に口座を持っているので、そういう手間が無いので、株のほうを選びました。 もともとタダで貰ったのだから、値上がりしなくても文句を言う筋合いではないのですが、そこはやはり、人情としては値上がって欲しいですね。そして、めでたく第一生命の株主となりますので、第一生命の第一回株主総会に出席するのも楽しみです。
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