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カテゴリ:鎌倉市歴史散歩
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「命にかかわる危険な暑さ」という言葉を毎日のように耳にした7月末そして8月も 終わり今日から9月、しかし暑さはさほど変わっていないのではと。 先日に、これもNHKのニュースで鎌倉の長谷、極楽寺周辺で「かまくら 長谷の灯かり」が 開催されていることを知り、翌日の26日までとのことで、行こうと則決断しその旨 を旅友グループの「LINE」に書き込みました。 するとクイックレスポンスで、いつもの旅友Sさんそして横浜にお住まいのUさんが 参加されるとの書き込みが。 17時過ぎに自宅を出て、江ノ電・藤沢駅に到着。 ホームの壁には「かまくら 長谷の灯り」のポスターが。 そしてその隣には「江の島 灯籠 2018」のポスターも。 長谷・極楽寺エリアの8名所が夜間一斉ライトアップと。 鎌倉の美しい文化と自然を感じる「灯かり」の世界。『かまくら長谷の灯かり』が、 8月20日(月)~26日(日)開催されていたのです。 長谷・極楽寺界隈の寺社、施設を会場にした光による演出やお参りと併せて 体感できるイベント。 時間は、18時半から20時半までですが、各会場の最終入場は20時までとのこと。 江ノ電・藤沢駅で旅友のSさんと17:45前に合流。 利用した江ノ電電車が4両編成で藤沢駅ホームに。 そして目的駅の極楽寺駅に向けて出発。 海岸線に出て窓から振り返ると、江の島の姿が。 遠く雲の上に富士山の頂上、右側の裾野も姿を現してくれました。 この日の相模湾は、未だに荒れ模様であった。 電灯が灯ってはいるものの未だ未だ明るい極楽寺駅に到着。時間は18:15。 「極楽寺駅」にフォーカスしたつもりでしたが、何故か赤いポストに。 しかし怪我の功名?何故か?旨く明るく撮れていました。 ここで久しぶりのUさんと合流。 寺への入場は18:30からとのことで、暫し江ノ電の撮影スポットの桜橋の上で待つ。 極楽寺駅から坂を登った突き当りがこの桜橋で、下に極楽寺トンネルが 見えるのです。極楽寺トンネルは沿線唯一のトンネルで全長209mと予想外に長いのです。 トンネルから出てくる電車を撮影しましたが、今度は暗すぎて・・・。 「かまくら 長谷の灯かり」の会場MAPをパンフレットから。 夜間一斉ライトアップされる場所は 高徳院、光則寺、極楽寺、収玄寺、長谷寺、甘縄神明宮、御霊神社、鎌倉文学館の8箇所。 18:30前には既に極楽寺・山門の前には行列が。 山号の霊鷲山(りょうじゅさん)と書かれた扁額。 山門の手前には、無料貸し出ししてもらえる提灯がテーブル上に並んでいた。 この後、入場した先でも散策用の提灯を無料で配布してくれたのです。 足元の灯かりになるだけでなく、他の人が持っているのも美しく幻想的で 目を楽しませてくれたのです。 何と、提灯のLEDライトは、無線データ通信で刻々と色が変わるハイテク提灯だったのです。 併せて境内等の提灯も同期して色が変わったのです。 「持ち帰っても光りません。お持ち帰りにならないように」と。
山門脇の潜り戸から境内に。この時の拝観料が無料である事が嬉しいのであった。 参道の両脇には、演出テーマである 「茅葺きの山門をくぐり抜けると広がる、蓮の花が浮かぶ極楽浄土をイメージした灯り」が、 未だ暮れきってはいなかったがオレンジとピンクの光が並んでいた。 透明のアクリルの筒の中に入ったものも。 アクリルの筒にも映り込み、やわらかな灯りと対になって。 幻想的な蓮の灯かり。 百日紅の古木もライトアップされていた。 蓮の花の形も微妙に異なって。 本堂前にはお参りの列が。 「うちわで日本画」のワークショップ会場も。 料金1500円で自分だけのうちわが作れるのだと。 参道もかなり暗くなり灯かりが鮮やかに輝き始めた。 幻想的な世界を楽しむ。 参道の脇の灯かりを再び帰路にも。 そして極楽寺坂切通を歩き、次の灯かりの場所:御霊神社へ向かう。 御霊神社手前の、この踏切からの「トンネル+江ノ電+アジサイ」も 人気の撮影スポット。 踏切を渡り、ライトアップされた御霊神社を鳥居越しに。 境内隅では鎌倉囃子?の生演奏も行われていた。 境内には細長の竹をイメージした灯かりが並べられ、オレンジ色に。 お祭りの賑わいを表現していると。 灯りをズームで。どなたかの脚が映ってしまいましたが悪しからず。 境内に古木もライトアップされて。 今度は赤く。 階段前から刻々と色合いを変える本堂の姿を、人が写らないようにと。 紫に輝く本堂。 青く。 ピンク?に。 色の変化を楽しみ、シャッターを押す。 そして1段下の階段から、再び青く輝く。 灯りを接写。これぞ「灯かり」。 それにしても日本語には「灯かり」を表現する言葉の多いこと。 『灯し火 ・ 洋灯 ・ 燭 ・ ラムプ ・ 電灯 ・ 明り ・ とぼし ・ ともし火 ・ 洋燈 ・ 明かり ・ 明 ・ 灯 ・ ランプ ・ 電燈 ・ 灯火 ・ ランペ ・ 燈 ・ 燈火』等々 まだまだ切りが無いのです。 日本の伝統的な灯りは、日本の伝統的な文化や歴史、生活感を表現し、日本人特有の 精神性、価値観の元に造られて来たからなのであろう。 境内横の別の鳥居から、御霊神社を後にしたのであった。 ・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.19 15:07:01
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