小江戸川越・初詣で、初参り
平成25年1月2日、川越市内の寺社に初詣で、初参りに行ってきました。本当は、高沢橋を越え、独特の仁王門が印象的な本應寺(日蓮宗)まで足を運ぶつもりでしたが、前日の元旦ハイキングで足首を痛めてしまったらしく、断念。まず、熊野神社から。いつもは閑散としている同社ですが、今日は、初詣客で列ができていました。20名くらいでしょうか。 拝礼のあと、回転くじと御神酒のサービスがありました。その後、同社と縁の深い蓮馨寺へ。こちらは初参り客が意外と少なく、すぐに順番が来ました。それから菓子屋横町方面へ続く小道へ。道路を渡って、松本醤油を過ぎると、行傳寺。私は、このお寺のただっ広い敷地と、清楚・簡素な雰囲気、本堂の造形美が大好きです。さらに、浮き彫りも見事です。「平成小江戸川越 古寺巡礼」によれば、一番街から100メートルほどある道は、同寺の参道であっただろうとのこと次は、養寿院。秋には見事な金色を見せてくれる大銀杏が見えてきました。普段は閉じている山門も、特別に開いていました。ここには、源義経の正妻(静御前ではない)の父であったために誅殺された、河越太郎重頼の墓所があります。晩秋には、このあたりは落葉でいっぱいになります。養寿院を後にして、菓子屋横町のお店を冷やかし、長喜院へ。苦行時代の釈迦を表した像のレプリカが置かれています。このお寺は、今まで観てきた中ではこじんまりとしていますが、一番街からの眺めが大好きです。境内の池には、金魚がじっとしていました。別の日ですが、ある朝訪れたときは、薄い氷が張っていました。春には、カエルの卵が池の大部分を占め、その卵からかえったオタマジャクシであふれるようになります。虚しくも、ほとんどが死んでしまうようですが。最後は、川越のシンボル、時の鐘の奥にある薬師神社。右門のいも恋で空腹を満たし、さらに、「あぶり」で今日のコーヒーとシナモントーストをいただきました。