電線、電柱・・・佐原と川越
栃木市や川越ともに、佐原(千葉県)も、「小江戸」と呼ばれている街だ。今年の5月、佐原に旅行した折、小野川沿いに並ぶ蔵屋敷を堪能した。栃木市や川越よりも凝縮されている感じで、とても風情がある。しかし、とても気になったのが、電線や電柱。せっかくの情緒ある風景を台無しにしている。無論、住民が生活する上で電気は欠かせないが、川越の一番街や大正ロマン通りは、すでに電線の地中化を終えている。佐原の蔵屋敷街は、香取市の重要な観光資源なのだから、もっと大切にするべきだ。 とはいっても、川越市にも反省してもらいたいところがある。下の川越キリスト教会だ。この煉瓦造りの教会が持つ趣き深さは、電線や電柱、信号機で台無しになっている。