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梅林庵

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2017年01月19日
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平成29年1月19日(木)
 午前4時起床。青空駐車のフロントガラスが霜に凍りました。このところ毎日です。日中は暖かかったようで、おこしのお客様がオーバー不要を口にしました。しかし、次の寒波がやって来るとニュースは報じています。
 その寒さもあと半月あまりでしょうか。今年は2月5日が立春です。気がついて、拙宅梅林の蕾が膨らみました。春に向かうのはよいですが、薪ストーブがそろそろ終わりと思うと、一抹の寂しさです。写真は朝ご飯のデザートに出た柿です。これを食べながら、明日は大寒だなと独り言。
 もう1枚。会社近くに駐車場を借りていますが。その脇に咲いたアロエです。路傍にあります。飲み過ぎの折、出勤途中にこの茎というか葉をちぎってパクリ、口に入れます。苦いですが、後口は思いのほかです。
 仕事の方は午後に会議が一つあったものの、昨日今日と手をやすめることができました。普段、手に取ること能わずの書類や冊子に目を通すことができました。
 定時過ぎに退社。真っ直ぐ帰宅。今日こそはということで着替えてラン5km。少し汗ばんだだけでしたが、走らないよりはいい。風呂から出たら、当てがテーブルにありました。白ネギとコウイカの足を使ってバター炒めでした。芋焼酎海童のロック、続いてお湯割りを数杯飲んで打ち止め。炊き込みご飯は没になりました。
 今夜はNHKFMで古楽注目の公演第3夜。アンサンブル・レオネスがオスヴァルト・フォン・ウォルケンシュタインの曲をやりました。この作曲家、初めて耳にしました。Bachの時代から遡ること300年の人です。トラと二人して聴きましたが、興味なさそうな顔つきでした。
 紅楼夢(中)を手に取りました。この本、ちょっと囓っては放り出すので、捗りません。林黛玉(りんたいぎょく)、薛宝釵(せつほうさ)をはじめ知的美女が幾人も登場します。ストーリーは甘め仕立てです。佳人薄命の場面多しです。しかし、登場する彼女たちの魅力はメロドラマの域を超えて素晴らしい。憧れます。
 余談ですが訳者は伊藤漱平氏。1970年から76年まで私の母校で教鞭を取っていたとのこと。残念。1977年、私は教養で中国文学も履修しました。1年違いでした。伊藤氏が教養の講義を受け持っていたかどうか定かではありませんが、このすれ違い、悔やまれます。ちなみに私が受講した講義は中野美代子先生でした。大御所吉川幸次郎に「耶律楚材」を翻訳するよう指名された方です。こちらも凄い方です。あの講義、もちょっと真剣に聴けばよかった。写真は紅楼夢です。ところどころに挿絵があります。その美女たちが描かれています。
 注釈のページは字が小さい。でも、これここは蘊蓄の坩堝です。
今日の一句
本中の佳人に惚れて夢を見る
今日の写真は、弊社ロビーでやっている絵画教室作品展です。大島勝也先生のものも1枚ありました。素晴らしいです。





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Last updated  2017年01月20日 06時56分48秒
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Re:紅楼夢の訳者(01/19)   禁玉減酒 さん
おはようございます。
大学時代に教鞭をとられていた先生方、全く記憶にありません。というのも、まともに授業出てなかったからなあ(^^;

試験での伝説の難問は、答案用紙に顔写真が何人も印刷されていて、「本講義の担当教官を選べ」というもの。
授業に出ていなかった学生は、答えられなかったようです(笑)。 (2017年01月20日 08時05分42秒)

Re:紅楼夢の訳者(01/19)   亮おじさん さん
暖かくなってきたら、窓を全開にしてストーブを点けたらどうでしょう?
こちらでは昔の石炭ストーブのころ、ストーブが真っ赤になるくらい焚いて、暑いので窓を明けたりしていたものです

もしかしたら、そちらでもきょうあたり雪が降るのでは? (2017年01月20日 12時01分38秒)

Re:紅楼夢の訳者(01/19)   道産子の祐子 さん
こんにちは

大寒の入りの前日、どか雪雪掻きの余計な仕事です
水分多く難儀しました、前日、HBCテレビで腰膝に負担のかからない雪掻き講座を放送してましたので早速実践しましたよ、親方さんには無縁なお話興味ないですね。
アロエって赤い花がつくんですね❗
昔、火傷にいいと言われたので育てた経験ありますが
残念ながら花は咲きませんでした
最後の作品フェルメールかと思いました、素晴らしい
作品ですね
(2017年01月20日 12時33分12秒)

Re:紅楼夢の訳者(01/19)   うらこ さん
私は、劣等性でしたが母校の先生良く覚えています。
小学校から中学の担任は、今でのそらんじて言うことができます。高校時代の記憶は、不思議と飛んでいます。大学時代の先生も、「あの人有名な先生みたいよ。」と聞いていましたが、興味ありませんでしたが、数年前、本屋で先生の著書をみて文庫本ですが、思わず買ってしましました。しかし、本は開いていません。(笑)大野晋先生「日本語の起源」です。親方さんの好きそうな本ですね。許してください、私は、文学部でもありませんので・・・ (2017年01月20日 17時00分28秒)

Re:紅楼夢の訳者(01/19)   nkucchan さん
注釈付きの本ですか・・・
よほど興味のある内容でないと、注釈を読んで眠たくなりそうです。
親方の真似は到底できません。
アッ!料理の本なら、注釈付きでも読めそうです(笑) (2017年01月20日 17時38分53秒)

Re[1]:紅楼夢の訳者(01/19)   一人親方杣夫 さん
禁玉減酒さん
>おはようございます。
>大学時代に教鞭をとられていた先生方、全く記憶にありません。というのも、まともに授業出てなかったからなあ(^^;

>試験での伝説の難問は、答案用紙に顔写真が何人も印刷されていて、「本講義の担当教官を選べ」というもの。
>授業に出ていなかった学生は、答えられなかったようです(笑)。
-----
何が流石かわかりませんが、流石西園寺公が学舎です。伝説の難問、素晴らしいです(笑い)。それにしても私たちはいい時代に学生生活を過ごしました。 (2017年01月20日 19時02分29秒)

Re[1]:紅楼夢の訳者(01/19)   一人親方杣夫 さん
亮おじさんさん
>暖かくなってきたら、窓を全開にしてストーブを点けたらどうでしょう?
>こちらでは昔の石炭ストーブのころ、ストーブが真っ赤になるくらい焚いて、暑いので窓を明けたりしていたものです

>もしかしたら、そちらでもきょうあたり雪が降るのでは?
-----
梅雨時期、家の中が湿っぽいので炊いたことがあります。いけませんでした(笑い)。石炭ストーブの温かさ、薪の比ではありませんよね。学生時代はまだ残っていました。それと石炭手当て。サラリーマンの給与明細にそのようなものがあったと聞いたことがあります。 (2017年01月20日 19時05分11秒)

Re[1]:紅楼夢の訳者(01/19)   一人親方杣夫 さん
道産子の祐子さん
>こんにちは

>大寒の入りの前日、どか雪雪掻きの余計な仕事です
>水分多く難儀しました、前日、HBCテレビで腰膝に負担のかからない雪掻き講座を放送してましたので早速実践しましたよ、親方さんには無縁なお話興味ないですね。
>アロエって赤い花がつくんですね❗
>昔、火傷にいいと言われたので育てた経験ありますが
>残念ながら花は咲きませんでした
>最後の作品フェルメールかと思いました、素晴らしい
>作品ですね

-----
雪掻き、大変ですね。こちらも寒いですが、その必要はまったくありません。私オンリーパワーノーブレインです。近くだったら加勢に行くんですがね。お代は熱燗2本で。 (2017年01月20日 19時07分53秒)

Re[1]:紅楼夢の訳者(01/19)   一人親方杣夫 さん
うらこさん
>私は、劣等性でしたが母校の先生良く覚えています。
>小学校から中学の担任は、今でのそらんじて言うことができます。高校時代の記憶は、不思議と飛んでいます。大学時代の先生も、「あの人有名な先生みたいよ。」と聞いていましたが、興味ありませんでしたが、数年前、本屋で先生の著書をみて文庫本ですが、思わず買ってしましました。しかし、本は開いていません。(笑)大野晋先生「日本語の起源」です。親方さんの好きそうな本ですね。許してください、私は、文学部でもありませんので・・・
-----
おっ、大野晋氏、国文の先生ですね。岩波新書「日本語練習帳」はベストセラーです。うらこさん、メジロの大学だったんですね。 (2017年01月20日 19時11分03秒)

Re[1]:紅楼夢の訳者(01/19)   一人親方杣夫 さん
nkucchanさん
>注釈付きの本ですか・・・
>よほど興味のある内容でないと、注釈を読んで眠たくなりそうです。
>親方の真似は到底できません。
>アッ!料理の本なら、注釈付きでも読めそうです(笑)
-----
紅楼夢は何だか飽いてしまって。その代わり、注釈が面白いんです。馬鹿な男ですから注釈、雑学の方に惹かれています。料理の本、この世界も奥が深いんでしょうね。それをしてのnkucchanブログ、素晴らしいです。 (2017年01月20日 19時13分22秒)

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Comments

亮おじさん@ Re:唐牛と同窓会(06/15) New! けっこう出席率のいいクラス会ですね この…
nkucchan@ Re:唐牛と同窓会(06/15) New! 魚喜家さん、中々の日本酒の品ぞろえです…
シミ君@ Re:唐牛と同窓会(06/15) New! おはようございます。 唐牛さん、この苗…
シミ君@ Re:今回も2日纏めて(咳、花金)(06/14) おはようございます。 日本におけるジェ…
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