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カテゴリ:その他の生物
Opistognathus latitabundus(Blotched Jawfish)さんです。
![]() エダサンゴの遺骸の隙間をすみかとしているのですが、 少しずつ岩組みが変化しているので、 ひょっとしたらこのジョー君が動かしているのかも…。 それはさておき、サンゴの遺骸にはいろいろ付着生物が多いです。 以前紹介した有孔虫類(Homotrema rubrumもしくはMiniacina miniacea)は いいのですが、それ以外にもいろいろと…。 今回は厄介者の紹介です。 水槽壁面に付着していたこのイソギンチャク。 ![]() かなり小さいです。 セイタカイソギンチャク(Aiptasia cf. insignis)や チギレイソギンチャク(Aiptasiomorpha minuta)、 あるいはこれらに近い種でしょう。 (小さくてわかりにくいですが、カーリーではないですね。) 足盤裂片法にてちぎれた裂片がこのような感じで 爆発的に増殖すると困ります。 無性生殖を行っている元の個体がきっといるはず…。 そして探して見ると…。 ![]() いました、こんな所に(汗)。 早速、サンゴ遺骸を取り出して、 イソギンチャクの付着部分だけを熱湯に浸しました。 (取り出せるならこれが確実。でも部分的にバクテリアも死滅しますが。) 裂片のほうはスポイトで簡単に吸い取ることができたので、 そのまま処分しました。 でもまぁほかにもいるでしょうね、たぶん。 ~~~~~ いつも勉強させていただいている、 和歌山県立自然博物館の平嶋学芸員さまのハゼつれづれに 当ブログを紹介していただきました♪ ハゼを含めて和歌山の素晴らしいお魚さんや自然のことが 盛りだくさんのサイトです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2015年10月27日 20時08分09秒
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