アンリ・ルソー 作品生写真集 ざっくり『ルソー』ってどんな人? オランジュリー美術館 エルミタージュ美術館 ニューヨーク近代美術館(英文解説) ワシントン・ナショナル・ギャラリー ニューヨーク・メトロポリタン美術館
税関吏・日曜画家「アンリ・ルソー」のきらりのオリジナル・ルソー写真集です〜ざっくりルソーってどんな人だったのでしょう?PariMusee d' Orsayアンリ・ルソーの作品集Henri RousseauRendezvous in the Forest. 1889『森のランデブー』1889年oil on canvas ワシントン「ナショナル・ギャラリー」所蔵。Henri RousseauL'Enfant a la poupee 1892『人形を持つ子供』1892年油彩 カンヴァス 67.0cmx52.0cmパリ「オランジュリー美術館」所蔵。Henri RousseauBoy on the Rocks.1895/1897『岩の上の子供』1895年〜1897年oil on canvas 55.4cmx45.7cmワシントン「ナショナル・ギャラリー」所蔵。Henri RousseauThe Sleeping Gypy 1897『眠るジプシー女』1897年oil on canvas 129.5cmx200.7cmMuseum of Moden Art,New Yorkニューヨーク「近代美術館」MOMA所蔵。Rousseau described the subject of The SleepingGypsy as "A wandering Negress,a mandolin player,lies with her jar beside her(a vase with drinking water),A lion chances to pass by,pics up her scent yet does not devour her.there is a moonlight effect,very poetic."Henri RousseauLa Noce 1905『田舎の結婚式』婚礼(1905年)油彩 カンヴァス 163.0cmx114.0cmパリ「オランジュリー美術館」所蔵。Henri RousseauThe Repast of the Lion,ca 1907『ライオンの食事』1907年頃oil on canvas 113.7cmx160.0cmニューヨーク「メトロポリタン美術館」MET所蔵。This work was prbably shownin the Salon d'Automne of 1907,but it treats a theme that Rousseau first explored in Surprissed!of 1891 (National Gallery,London).He based the extic vegetation of his many jungle pictures on studies on studies that he made in Paris's botanical gardens,and adapted the wild beasts from popular ethnographic Journals and illustratrd children's books.Roussau's nickname,”le Douanier,"derivees from his job as a customs official.Bequest of Sam A.Lewisohn,1951Henri RousseauLa Carriole du Pere Junir 1908『ジュニエ爺さんの馬車』1908年油彩 カンヴァス 97.0cmx129.0cmパリ「オランジュリー美術館」所蔵。Henri Rousseau『虎のいる熱帯の嵐』1908年〜1909年『ジャングル・虎と野牛の戦い』油彩 カンヴァス サンクトペテルブルク「エルミタージュ美術館」所蔵。Henri Rousseau『ポルト・ド・ヴァンヴから見た市壁』1909年油彩・カンヴァスサンクトペテルブルク「エルミタージュ美術館」所蔵。Henri RousseauJardin du Luxembourg.Monument de Chopin.1909Luxemburg Garden.Monument to Chopin『リュクサンブール公園、ショパン記念碑』1909年油彩・カンヴァス サンクトペテルブルク「エルミタージュ美術館」所蔵。Henri Rousseau『馬を襲うジャガー』1910年(宣伝ポスター部分)上野にてHenri RousseauThe Equatorial Jungle,1909『赤道上のジャングル』1909年oil on cnvasワシントン「ナショナル・ギャラリー」所蔵。アンリ・ルソーHenri Rousseau1844年5月21日〜1910年9月2日(66歳没)ざっくり『ルソー』ってどんな人!?現代絵画の展開のなかで・・・アンリ・ルソーほど評価が揺れ動き、その位置づけが変わった画家はいない生前には・・・素人画家として軽視され、サロン(官展)では拒まれ、無審査の独立展でさえ笑いものにされていた。彼は、1910年に66歳で貧乏暮らしのなかで他界したが、ようやく画家として認められたのは、最晩年の数年ほどだった。彼にも何人かの理解者それからいくたりかの友人がいたが好意を持つ者は少なかった家庭的にも恵まれず、陋巷に窮死した形であり、その葬儀に参加する者もまた極めて少数だったらしいルソー自身は・・・最後の問題作『夢』を独立展に出品する日まで、画家としての自信を少しも失わず、意気軒昴たる者であったが、それが誤解されて、世間からは一人よがりの傲慢かのように思われていた。その誤解がとけ、彼の素朴で詩的な独自な画風が受け入れられるようになったのは、ようやく没後半世紀もたってからのことだった。さらに、この素人画家が、現代絵画に於けるモダニズムの起点とまで見做されるようになったのは、極めて最近のことである。例えば・・・フランスの現代美術館「ポンピドゥ・センター」の1983年版の案内書には・・・ルソーの『蛇使いの女』が据えられそれに続いて、ボナール 、マティス、マルケ、ヴラマンク、ブラック、ピカソが並べられ、現在のごく新しい非具象の画家までの解説がえんえんと続いている。これで見ても1980年代になってからルソーの評価がすっかり見直されてきたことがわかる。つまり、これは・・・ルソーからモダニズムが始まると考えたことを示すわけで、20世紀世紀の初頭のルソー観とはまるで逆の立場から彼の作品を評価していることになる。(参考資料:みすず書房、アンリ・ルソー証言と資料より)(写真撮影:ほしのきらり)ルソーにぽち