9月に入り、プログのトップ画像を変えてみました。
まだ早すぎますが、秋らしく紅葉のデザインを使用しました。
インフォシークのプログはいろいろなデザインがあるので楽しいですよね!(と言っても他のプログを利用した事はないのですけど^^;)
秋といえば台風の季節です。
堅固な構造のマンションはガラスや庇が壊れることがあっても、風災によって建物に大きな被害が及ぶことが少ないと思います。
しかしながら、集中豪雨により地下部分、ひどい時には1階部分に冠水被害が起きることがあります。
この集中豪雨から、冠水被害を防ぐ設備に排水ポンプがあります。通常地下部分に設置されることが多いです。
【 排水ポンプの役割】
・雨水貯留槽の排水ポンプは、建築設計上(立地条件、建物の規模、地域の条例等)地下に一度貯めた雨水を本管に送ります。
・汚水槽の排水ポンプは、半地下の建物に設置されることがあり、トイレの排水を本管に送ります。
・雑排水槽の排水ポンプは、半地下の建物に設置されることがあり、キッチン・洗面所・浴室等の生活排水を本管に送ります。
・地下にある排水ポンプは、地下式の機械式駐車場、地下受水槽室、建物地下ピットに設置され、雨水や地下水を本管に送ります。
【 排水ポンプの設置台数】
2台1組で設置されることが多いです(場所によっては一箇所につき2組(4台)以上のポンプが設置される場合もある)
並列で交互運転をするタイプと、一台目が動いて排水量が増えた場合に二台目が追っかけ運転するタイプがあります。
【排水ポンプの運転】
排水する水が一定量に溜まった時に、ボールタップという「浮き」が水量を感知し、ポンプが動き始めます。追っかけ運転するタイプはボールタップの位置に高低差があります。
通常排水ポンプは目に付く部分には設置していません。また、普段はほとんど動かないポンプもあります。
折角設置しているのに、必要な時に排水ポンプが機能せずにマンションに被害が発生したなら大変なことになりますので、台風シーズンに入る前に動作確認はしっかりしておきましょう!!