一　夢　庵　風　流　日　記

今日もダークなストーリー、前半はまったりとした展開です。
夏休みも学校に来いというマヤ先生、聞いたときはとまどっていた生徒たちも
「成績優秀者には卒業証書をあげる、そうすれば私立に行きたい子は有利」などと甘い言葉をささやかれるうちに出席にかたむいていきます、肝心な親たちも成績という言葉に丸め込まれ「先生がそういうなら」「安心」などと現代の実社会でも問題になっている親の無考察ぶりが露呈します。

主人公の和美はこれに反対し、柔和にみんなに抗議を促しますが、集団心理とは恐ろしいもの、一旦傾いた流れは和美を追い詰めていくことになります。
この後、進藤さんというどの生徒先生からも距離を置いているクールな優等生の複雑な状況を理解した和美がその心の壁を叩くシーンと続き、終盤はとんでもないストーリー！！

なんとかクラス全員が以前のように仲良くなって欲しい和美は全員に手紙を書いて机の中に入れておきます、しかしその手紙を読むクラスメートの冷ややかなこと、嘲笑と誹謗が渦巻くクラス、ここで和美と仲良しの男子が「なんでせっかく同じクラスになったみんなと仲良くして卒業までにいい思い出を作りたいということがおかしいのか？」とまさに正論をぶちまけてくれます。その後クラス内が騒然となって、そのとき・・・

まるでダイハードばりに和美がガラスを突き破って宙を舞う！
足にガラスの破片が突き刺さり血が・・・
ここまでは、画面的に派手な展開でしたが今日のクライマックスは手当てをしたあと戻ってきた和美に追い討ちをかけるようにマヤ先生はガラス掃除を命じます、し・か・し、生徒の中から手伝いますという言葉があちこちで起こり。
最近、涙腺がゆるい、ここでもう「ううっ」。
さらにあのダークサイドに落ちていった馬場ちゃんが魂を浄化されたかのごとく穏やかな表情を取り戻し、あの馬場ちゃんが！帰ってきた。
さあ次回からはこのクラスがマヤ先生に立ち向かっていくのかと一息ついていたら、ああ！財布を盗んで黙っていて和美のせいにしたエリカがマヤ先生の毒牙にかかり、もっと深いダークサイドに落ちていくのか。画面もダークブルー！

このドラマ、意外に和美のお姉ちゃんが泣かせるんだよなあ。