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軽量鉄骨構造の小屋裏3階立て、というのが、 そもそも電波が飛びにくい原因みたいなんですが、 とにかく、子機で電話をとっても、2回に1回はつながらない。 家を建てて10年あまり、インターフォンとつながっていたのを、 電話だけにしてみたり、あの手この手といろいろやってみるものの、 やっぱりなかなかつながらない状況は変わりません。 そこで先日、ダンナさんが「ナンバーディスプレイ」にすればいいんじゃん!と ひらめいたんです。 万一つながらなくても、誰からかかってきたかわかるから、こっちからかけれる、というわけです。親切にNTTに申し込みもしてくれたと言うではありませんか。 で、数日後。NTTから電話。 「こちら、ナンバーディスプレイの担当です。お申し込みありがとうございました。 月々○○○円で、明日から、使えるようになります。」 我が家はIPフォンを使っていたり、同じ回線でFAX専用機に振り分けていたり、結構普通の家庭より複雑な使い方をしています。そこでちゃんと使えるのか、ちょっと不安になった私は、 「かくかくしかじかで、複雑な使い方してますけど、ちゃんと使えるんでしょうか?」と思わず、質問してしまいました。 「あとは、設定ですが、まあとにかくナンバーディスプレイの契約解除はいつでもできますから」と担当者の返事。 なんだか「???」のまま、まあ明日まで様子を見ようと電話を切った私。 かくして次の日、電話は以前にもましてつながらなくなったのです。 もう、家で仕事をしている私は大パニック! そして先日のNTTのナンバーディスプレイ担当氏に電話をして、状況を話すと・・・。 「あとは、お客さまのほうで設定をしていただかないと・・・。契約解除もいつでもできますけど」と言うばかり! ちがうよ。契約解除するぐらいなら、最初から頼んでないでしょ。とムカツキつつも、 「その設定って、どういうことなんでしょう?」と聞くと、ああだこうだとさんざん言いながら、 ようやくカスタマーサービスとやらの電話番号を教えてくれました。 カスタマーサービスのかけると、さすがにこちらは対応がスムーズ。我が家はIPフォンも使っているから、パソコンでその設定をしなければいけないと、丁寧に教えてくれました。 と言っても、結構ややこしくて(私には!)、どうして契約のときにそういう説明がないんだ!とまた怒りが・・・。 その上、PCの設定はできたものの、今度は電話機にも設定をしなければならないけど、電話機はメーカーによってちがうから、マニュアルを見てくださいとの話。 が~ん、すでに購入して何年もたっている電話のマニュアル。これがまたさんざん探してもでてこないのです。(日ごろの片付けベタがモロにたたります。(T-T) ) というわけで、道半ばにして解決せず。 そして、その夜、今度は家庭内LANが接続しないという事態が発生。 ああ、これは絶対、NTTに言われてPCをルーターからNTTのアダプターにつなぎかえたせいだ!とは、わかるものの、それをまたどうしたらよいかがわからない。朝まで待つしかありません。 そして、今朝、再度NTTに電話をして、もう1回接続の方法をあれこれやり直す方法を教えてもらいました。自分には全く見えない状況のお客の状況を電話のやりとりだけで、「ここをこうして、あそこをこうして・・・」と指示できるそのスキルには感動しつつも、だったら前教えてくれた人は、なんで違ったやりかたを教えたのよ!とまた怒りが・・・。 ダンナさん曰く、ナンバーディスプレイの申し込みは自動音声対応の電話だったんだとか。だからいろいろ設定がいるとか、一切の説明がなかったわけ。 これって、超不親切としかいえないと思うだけど・・・。 電話機の設定も、もうまったなしなので、結局ネットで電話機メーカーのサイトから番号を見つけて、電話をして、教えてもらいました。こちらはあっという間の作業ではあったけど、 本当に、なんてめんどくさかったこと。 費やした時間を考えると情けなくなってきます。 企業って、なんでも「簡単にできます」って宣伝するけど、ちょっと標準的は使い方とちがったりすると、実際には全然簡単じゃないことがいっぱい。 今回のナンバーディスプレイ。これがもし1人暮らしの私の母だったらどうだろう?100%設定できないじゃないの。 便利にするための機能も、そのために必要なちょっとした作業ができないと、結局ぜんぜん使えないのが今の世の中。 一世代上の隣家の奥さんからも、PCのことではしばしば相談を受けます。 本質的にはアナログの私でもなんとかできるウイルスソフトの更新とか、簡単なことのようでも、やはりその人にとっては、かなりハードルが高い作業がいっぱいあるわけです。 どんどん便利になる世の中のようで、実はどんどん高齢者(私だって、そう遠くない将来その仲間入りをするのよね)にやさしくない社会になっていることを痛感。 なんとかならないのかな、こういうことって。 便利と不便が紙一重の現代の今に、ため息のでた朝でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.12 12:38:09
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