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2016.05.26
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テーマ:ニュース(99686)
カテゴリ:その他
アイドル刺傷 警察、位置情報確認せず 被害者110番に
アイドル活動をしていた大学生が東京都小金井市で刃物で刺された事件で、事件発生時に被害者から110番を受けた警視庁通信指令本部が、通報場所の位置情報を確認せず、武蔵野市にある被害者の自宅に警察官を向かわせていたことが分かった。このため事件現場への到着が遅れた可能性がある。警視庁は手順にミスがあったことを認め、「位置情報の確認をすべきだった」としている。
警視庁によると、被害者の相談を受けていた武蔵野署は、緊急時に迅速に対応するため今月20日、被害者の携帯電話番号を「110番緊急通報登録システム」に登録した。被害者は21日午後5時5分12秒に携帯電話で110番。通信指令本部がこれを受けたが、「助けて、きゃー」という悲鳴で会話にならず、担当者の呼びかけに応じなかった。通話状態は10分45秒にわたり続いたという。
この際、緊急通報登録システムの登録内容に基づき、通信指令本部に名前や武蔵野市にある自宅住所が表示された。同本部は武蔵野署に自宅に向かうよう指示。しかし、携帯電話の位置情報を手動で確認する作業を行わず、現場の場所は把握しなかった。
今回のように110番の通報者が会話できない状態の場合、位置情報を確認することになっている。通信指令本部は「住所地が表示されたので、そこに確認に行かせることに集中してしまった」と釈明している。
容疑者は21日にJR武蔵小金井駅近くで被害者を待ち伏せし、午後5時過ぎに襲撃したとされる。被害者の110番から1分45秒後に、現場にいた目撃者から「男が女性の首を刺している」と110番があり、通信指令本部は小金井署に指令して現場に警察官を向かわせた。警察官が現場に到着したのは被害者の110番から約7分後の5時12分14秒だった。

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この経過を見る限り、やはり警察の対応にミスはあったと言わざるを得ないようです。
ただし、最初の110番通報から、実際に刺されるまでの所要時間は1分45秒以内なので、即時に現場を把握して急行したとしても、間に合ったかどうかは微妙かもしれません。間に合わなかったとしても、被害者が深手を負う前に到着はできたかもしれません。
周りにいた通行人やファンが取り押さえることはできなかったのか、と思わないでもありませんが、文字どおり刃物を持ったキチガイ(という表現はよくないでしょうが、この犯人のような人物に、それ以外の表現は思い浮かびません)相手に素手で取り押さえるのは、なかなか難しいでしょう。

で、警察の落ち度の問題はともかく、被害者自身が自分がどこにいるかを伝えることができればよかったのですが、「助けて、きゃーという悲鳴で会話にならず、担当者の呼びかけに応じなかった。」ということで、本人から場所を聞きだすことができなかったようです。パニックになってしまったのでしょう。
ここで冷静に場所を伝えることができたとしても、前述のとおり、警察が間に合ったかどうかは微妙ではあるのですが、少なくとももうちょっと軽傷で済んだ可能性はかなり高まったのではないかと思うと何とも残念なことです。

こういう、生命の危険にさらされたときに冷静さを保つことは、自分の命を守る上できわめて重要なことです。が、同時にきわめて難しいことでもあります。人には誰でも恐怖心というものがあり、恐怖心は人間の判断力を鈍らせるからです。
かくいう私だって、あの3.11のとき、あの大揺れ(と言っても、東京の震度は5強でしたが)の中で、硬直して机にしがみついていただけでした。屋外に避難することも、机の下にもぐりこむことも、本震のときはできませんでした。もし、建物が倒壊したとしたら、机にしがみついたまま生き埋めになっていたかもしれません。本震が収まったあとで初めて「俺はいったい何をやっているんだ」と気が付いて、余震(本震並みに大きな余震がありました)のときは外に逃げましたけど。

いざというとき冷静さを保つことが大切なのは誰だってわかるのですが、実際にはなかなか言葉どおりには行かないものです。どうやったら、そういうときに冷静さを保てるようになるんでしょうね。





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最終更新日  2016.05.27 06:05:15
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