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2019.06.21
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テーマ:ニュース(99462)
カテゴリ:戦争と平和
タンカー攻撃「イランの水雷に酷似」 米「新証拠」主張
ホルムズ海峡付近でタンカー2隻が攻撃された事件をめぐり、米海軍の当局者は日本の海運会社が運航するタンカー攻撃に使われた水雷が、「これまでイランの軍事パレードで公開されたものと酷似している」と主張した。米国は新たな「物証」を示すことで、国際社会の「イラン犯行説」への足並みをそろえたい思惑とみられる。
事件をめぐっては、トランプ米大統領が「イランがやった」と発言。イランの精鋭部隊・革命防衛隊による犯行の証拠だとする動画や写真を公開するなどして関与を断定してきたが、攻撃の決定的な証拠は示していない。一方で、イランは全面否定している。
米中央軍の海軍司令官は、日本の海運会社・国華産業のタンカー乗組員が「飛来物による攻撃だった」と証言したことについて、「飛来物が当たったものとは一致しない」と否定的な見方を示した。一方、水面より上部に水雷が設置されていたことについて、「船の沈没を意図したものではない」と指摘した。

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一番最初に航海されたのは、暗くてよく分からないモノクロの動画でした。とてもそんなもので「イランの犯行による証拠」などとは断定できないと思っていたら、また新たな「証拠」が出てきましたが、どうも疑念は深まるばかりです。どうしてこのように小出しにするのかがまずよく分かりません。
最初の動画が白黒だったことから、ひょっとすると夜間の出来事だったのか?とも思いましたが(でも、影の鮮明さは日中だろうな、とも思いましたが)、次に出てきた「証拠」が同じ場面のカラー写真だったところから考えると、カラーで撮影した動画を白黒に変換して公開したようです。なぜ、わざわざそんなことをするのか、もちろん、動画は編集されています。他の写真も、公開されている点数が少なく、分からないところだらけで、これで「動かぬ証拠」と言われても、とうてい信じることは困難です。

当事者であるタンカーの乗組員は、少なくとも2回目の攻撃は何らかの飛翔物によるものだと証言していると報じられています。一方、米軍は攻撃の現場を見てはいません。後で、イランの革命防衛隊が不発弾の撤去に来たと称する場面と、攻撃の跡を見て言っているだけであり、目撃証言を覆すには、あまりに薄弱な「証拠」としか思えません。

なお、乗組員は、最初の攻撃は見ていないそうです。ならば最初の攻撃だけは機雷だったのか?
どうも、そう信じるのは無理があります。
攻撃に使われたのはリムペット・マイン(吸着型機雷)だというのが米軍の言い分です。磁石、釘などで舷側に貼り付けるタイプの爆弾です。米軍の主張する「証拠」からは、磁石吸着式であることが示唆されているようです。
確かにイランはその種の兵器を所持しており、タンカー攻撃に使った過去もあったようです。が、調べた限り、停泊中の船舶に使った例しか見当たりません。そりゃそうです。航行中の船舶に接舷して機雷(というか爆薬)を貼り付ける、そんなことを、レーダーもあれば見張りもいる相手の船に、気付かれずにやることが可能かどうか、という問題です。しかも、タンカーが多数行き交う湾内です。気づかないはずがないでしょう。

細部を検討すると、なおさら怪しさが募ります。「不発弾を撤去した跡」と称する痕跡は、露骨なまでにくっきりしており、証拠隠滅のために機雷撤去に来ながら、あんな跡を残して帰るのか。そもそもリムペットマインをはがすとあんな跡が残るようなら、どうして爆発した破孔にはそのような跡がないのでしょうか。
動画は比較的近距離から撮影されています(せいぜい100~200m程度の距離)。撮影の手段は分かりませんが、ドローンではないかと思います。日中にその程度の距離でドローンが飛び回っていれば、気付かないはずがありません。そもそも、ペルシャ湾の対岸はイランから見て仮想敵国ばかりです。それなのに、接近する撮影機材に注意を払っている様子がないのは何故なのか。
要するに、不自然なことが多すぎるのです。

私は、軍事の素人ですから、よくわかりませんけど、この破孔の写真を見て、真っ先に想像するのはRPG7などの携帯対戦車ロケットでしょう。それなら、小型のボートなどから発射できますから。

犯人は、現状ではまったく分かりません。無論、イランの可能性もある。でも、それ以外の可能性も充分にあると考えざるを得ないでしょう。また、イランにしても、政権が一枚岩というわけではなく様々な派閥の相克があるようです。また、「親イラン」と言われる武装組織についても同様です。だから、イランもしくはその影響下にある組織の犯行だとしても、独断専行の類である可能性は多分にあります。
でも、イランと対立する周辺諸国が犯人である可能性も充分にあり、現時点では、犯人は分からない、としか言いようがないと私は思います。少なくとも、犯人はイランだと断定できるような状況ではありません。





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最終更新日  2019.06.21 19:00:09
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