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カテゴリ:病気・症状
今回は気が上にあがってこないことによって起きる肩こりについて。
主に冷たい物や水分の摂りすぎによって起きることが多いのがポイントです。
気というのは、温熱の性質があるので冷たい物を摂りすぎると気が傷ついて機能しなくなります。 また水分は、人体にとって食べ物以上に必要不可欠なものですが、性質としては陰気であるので温めて飲んでも、その時は体が温まるように思えても結果的には体は冷えに傾いて来ます。 この冷たい物や水分の過剰摂取によって最もダメージを受けるのが、東洋医学で言う所の脾胃です。脾胃という臓腑は、水分代謝と深く関係するところで同時に人体の上下のちょうど中心になるので、脾胃の機能が失調すると上下の気の交流が出来なくなります。 上下の気の交流が失調して昇るべき気が昇らないと、頭がぼーっとしてはっきりしなくなるばかりか立ちくらみがするようになります。さらにひどくなると足元がフワフワ浮いたようになって目まいがするようになります。 当然降りるべき気もまた降りてこないので、場合によっては喘息や肺気腫、顔面部や手のむくみなどが現れます。また花粉症の鼻水なども、水飲み健康法を始めてからとおっしゃる方もいらっしゃいました。当然肩もこって来るようになります。
かつて冬、部屋を暖かくしておいてお風呂上がりにコタツに入ってアイスクリームを食べるのが、冬のだいご味だと言った方もおられましたが、病気にならない方がおかしいです。 昼間だと、自然界の陽気に助けられるのと体を動かすのでまだ気は動きやすいのですが、夜寝る前に冷たい物をたくさん摂ると、朝は大抵ボーっとして中々はっきりせず、しかも起きにくいものです。
南森町から大川を挟んで桜ノ宮を望む。OAPタワーの前の公園です。 学校での講義の前に、いつも立ち寄るところです。 ボーっとしながら過ごす、ほんの少しの時間が気持ち良い。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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