|
カテゴリ:日々の風景
気がつくともう11月なんですね。この感覚だと、あっという間に年末になってしまいそうです。
今日は久々の日曜休み。そんな日に限って朝早く目が覚めてしまいます。困ったものです。 昨夜、診療を終えてパソコンのマウスを購入しようと梅田のヨドバシカメラに立ち寄ったところ、地下一階の入り口付近で座り込んでゲームをしているたくさんの人に驚いてしまいました。 まだ夜の7時半頃でしたが、小学生と思われる子供から20代の若者が、周囲には無関心で自分の手元にのみ集中している光景が、僕の目には異様に映りました。 ゲームという遊びは、いったい何を生み出すのだろうってフト考えてしまいました。 かつての遊びは、自然や人との関わりの中で行われていました。 当然、虫に刺されたり知らずにウルシにかぶれたり怪我をしたり・・・とそれなりの危険もありましたし、一緒に遊ぶ仲間と激しくぶつかり合うトラブルもありました。 人間を取り巻く自然や人との関係の中で、人間としての基本的な十人十色の学びがあったように思えるのです。 時代と共に、人のありようも変わるのは当然なのですが、時代を超えて変わらないものも存在します。 たとえばそれは、あらゆるものとの関係性のなかで、ご飯を食べて排泄して寝るということ。 たったこれだけのことでも、単に生存に必要な栄養を取って新陳代謝をするということではないんですよね。 どこで、だれと、どのような雰囲気で食べて寝るのかということが、食事の内容が何であるかということよりもはるかに大事です。 先月のいおり健康教室では、このような基本的なことからお話しましたが、食べ物に関するシリーズではこのようなことを踏まえたうえで食材の「気」についてもお話していく予定です。 ゲームをしているある光景ひとつを取り上げて、少し大げさかもしれませんが「人情」という言葉に親しみを感じるこれからの社会であって欲しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日々の風景] カテゴリの最新記事
|