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雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2024年04月08日
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カテゴリ:文鳥動向の備忘録

​見上げるばかりのオステ​​

 昔『五体不満足』で名をはせ、不倫問題で物議を醸した乙武さんが、衆議院議員を目指すそうだ(​記事​)。
 乙武さんで感心するのは、五体不満足の身で精力的に活動している前向き思考の持ち主である点だ。とても真似できるものではない。一方感心しないのは、周囲の健常者への配慮不足が垣間見える点だ。
 例えば、乙武さんはかつて小学校の教師になられて、その不自由な身を児童生徒に介護されることで、身障者への対応を学ばせることを実践された。しかし、私から見れば、これはとんでもない料簡違いで、それをさせた当時の学校も児童の親も不見識でしかない。なぜなら、小学校の教師には児童を守る責任があり、それが出来ないような者は教師になってはならないと信じているからである。
 大地震が発災した際、教壇の乙武さんは、誠に気の毒ながら足手まといにしかならない。もし、身障者の乙武さんを介助するように児童に教育していれば、そのために児童が火災に煙に巻き込まれて亡くなるような事態も想定すべきであり、それをしなければ不見識のそしりを免れ得ない。
 障害者も国会に参加しても構わないが、本来なら、彼らの不自由を解消すべく働ける健常者が、国政に参与すべきだと私は思っている。なぜ、ただでさえ不自由で、さらには闘病というそれだけでも大仕事を抱えているような人たちが、健常者でも眠気に勝てないような苦行の場に拘束されねばならないのであろうか。そのようなことを強いるのは、健常者の怠慢でしかないのではなかろうか。
 しかし、国会の先生方は小学校の児童同様に、他人から守られるべき立場なので、教師よりも適性は高いのかもしれない。ただ、ゴシップネタで苦境に立たされやすいので・・・、もう少し「枯れて」からの方が良いのかもしれないな、と老婆心に思わないでもない。ともあれ、ご健闘を祈る。
 さて、五体不満足な文鳥オステが上ばかり見てコメツキバッタの如き空中回転を繰り返し、床に顔をぶつけて傷だらけになっている姿を見るにつけ、私は、自分の身体状態を受け入れて、その範囲で楽に楽しく生きるのが正解だと確信するようになっている。上ばかりを見て周囲が見られないなど、どう考えても賢い在り方ではない。
 あるいは、出来ないことに挑戦し続ける姿勢に感心する人もいるかもしれぬ。しかし、挑戦を続けるのは周囲が見えていないからだけではなかろうか、その姿に感心するのは無駄な努力を無責任にたきつけるだけになりはしないだろうか。私はむしろ、身の程を知って小さな喜びを見出す姿に共感するし、そうした人をこそ応援すべきだと思えて仕方がないのである。





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Last updated  2024年04月08日 20時10分56秒
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