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テーマ:温泉について(1627)
カテゴリ:温泉
では、高友旅館に実際に泊まっての感想なぞ・・・
高友旅館には、1軒の中に4種類の源泉があります。 【1】含重曹-硫黄泉 泉質の効能 慢性婦人病・きりきず・慢性皮膚病・糖尿病・やけど 大浴場「黒湯」 (混浴:ただし宿泊客に限り20:00-21:30女性専用) 高友旅館といえば「黒湯」ですので、誰もいない内に まずはここに入浴。 豊富な源泉がある鳴子温泉郷の中でも、 この泉質はここ(高友旅館)だけらしい。 「黒」というよりも、緑がかった褐色のような色をしていて 石油の様な香りがします。 濃いお湯で、色も香りも入り心地も、ガツンとインパクトがあって、「あー、噂の黒湯に入ったぞー」という実感が湧いてきます。 源泉の温度は、59.2℃とかなり熱く、熱いのが苦手なのでガンガン水でうめて入浴しましたが、体が温まって、出てからもしばらく汗が引きませんでした。 「黒湯」のある浴室の中に2つの浴槽があって、 奥にちょっと大きくて深めの「プール風呂」がありますが(写真の奥窓の下)、泉質が違います(後述)。 「黒湯」と同じ泉質では、他に女性用の「婦人風呂」もあるようです。 【2】重曹硫化水素泉 泉質の効能 きりきず・やけど・慢性皮膚病・慢性婦人病・糖尿病 ・高血圧症・動脈硬化症 ひょうたん風呂(男性用) ほぼ透明のお湯。源泉51.0℃と熱かったのですが、水を入れてちょうど良くして何度か入浴しました。 混浴でもないしここが一番落ち着いたかな。 同じ泉質では、他に女性用の「ラムネ風呂」もあるようです。 【3】含土類-重曹泉 泉質による効能 きりきず・やけど・慢性皮膚病 もみじ風呂(家族風呂) 源泉76.0℃とかなり熱く、水をガンガン入れてうめて入浴しました。 無色透明なお湯でした。ここもいい湯。 プール風呂 「黒湯」と同じ浴室にある、奥の浴槽 深くて、立って入ると腹ぐらいまできたかな?(記憶があいまい) 【4】純重曹泉 泉質による効能 きりきず・やけど・慢性皮膚病 家族風呂・・・があるらしかったです・・・ ■ なぜ、写真が無いか・・・ 館内図 そう、ご覧の通り、歴史のある温泉旅館にありがちな、度重なる増築によると思われる、複雑で迷路のような館内のおかげで、 浴室が発見できなかったんです 斜めに走る廊下や、一度階段を上ってから別のところで下りないと行けそうもない場所などあり、結構この旅館に来た人でも「発見できなかった」「存在すら知らなかった」と言われるほど隠れた所にあって、館内に案内の表示が無い。 (この難関の「純重曹泉-家族風呂」に興味のある人は、「高友旅館」「家族風呂」のキーワードでWeb検索でもしてみてください) 気の向くまま放浪するのが好きなんで、方向感覚には結構自信がある方なんですが、ここは難しすぎてたどり着けなかった・・・ この宿には1泊だけの予定であり、既に3つの源泉に浸かった後で「見つからないなら、もういいやー」という気分になって、宿の人にたずねるでもなく、4つめに入るのは諦めました。 そういう訳で、今回のタイトルとなります。 (楽しんだ源泉は4つでなく3つな訳です) 中庭 東鳴子温泉: つづく(「高友旅館」は、おわり) ■東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 黒湯に浸かりたくなった人はクリック! ■ディープな温泉本『一湯入魂温泉』 TV番組で3年連続温泉チャンピオン、4100湯を超える温泉を制覇した著者が本物の温泉を紹介しています。 この人は、温泉を舐めると成分が判るらしい。温泉毎に自分が浸かっている写真も載っていて、草原や川、海などのワイルドな環境に沸いている温泉に入っている様子はなかなか笑えるものもあるが本人は至って真剣なのが良い。 本のタイトルも気合が入ってます。「一湯入魂温泉」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.21 03:30:44
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