私の会社のお客さんは9割以上が欧米企業で占めますが、
私が北京に来てから1年以上経って、段々と日系企業さんとの
付き合いも増えてきています。
プロジェクトが立ち上がると、中国人スタッフを組織して、
お客さんとのミーティング等に連れていくわけです。
我々の仕事は企業の役員クラス、つまりおじさんたちと関わることが多いのですが、彼らに会うたびに中国人スタッフが私に言う感想があります。
「あの人は普通の日本人とは違うね」といいます。
普通の日本人のおじさんたちと違って、親しみやすい人だね、と言います。
彼らの多くは日本人との交流が少ないし、学生時代に日本人と交流があったといっても留学生という若い日本人たちです。
おじさん年代の日本人との交流が初めてという場合が多いです。
それなのに上記のような感想を言うということは、すでに頭の中で日本人のおじさんのイメージ像ができているわけですね。
どんなイメージなのか聞いてみると、私も日本人だから言葉を選んで答えてくれますが、要するに「傲慢、まじめすぎる、笑わない、恐い」ということです。こっちで放送されているドラマの日本人像も影響を与えてるんでしょう。
なのでいわゆる普通の日本人のおじさんと話すと、「この人は普通の日本人のおじさんとは違う」という感想を持つに至るわけですね。
私も正直日本にいるころは中国人に対するステレオタイプを色々と持っていましたが、そういったものはやはり実際に会って交流しないと変わらないものです。
面対面での交流がやっぱり大事ですよね。
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