カテゴリ:「本」の紹介
『いつか見た青い空は』
・中野翠 ・毎日新聞出版 〜何冊目になるのでしょうか、ココでつどup 。2021/10〜2022/10間分。22/12発行、2023/1/5図書館蔵書 1/13読了、装丁・カバー・扉絵はおなじみ南伸坊さん、篇末イラストは例によって著者、本文レイアウト は、最後のしごとだったのか、、菊地信義氏。これまた例によって篇ごとの「句」、表紙の句は【犬の目の うるんであきの空高し】〜伸坊さんの「犬」がみあげています。 毎回、その間のTV・映画・時局コメント など逐一引用しませんが 今回は どうしても「追悼文」が多くなって、、淋しくなってくる。 ひこで、今回は篇「句」〜【風のなか昭和の子どもは着ぶくれて】【寒月や高層ビルがまたひとつ】【歩道 までせり出し揺れて雪柳】【春の陽や例の時計屋例の爺】【検診はあっさりすみて街の春】、、このぐらいに ・・生意気言うが、どれも マンマ句のようで、、、失礼・・・。伸坊さんの『ねこはい』を買ったとも。 『ベストエッセイ』 ・日本文藝家協会篇 〜22/8発行、2020〜三冊目のようです。全75名の作家・翻訳家・学長・狂言師・歌舞伎俳優ら!! マライト・メントライン〜「職業はドイツ人、ー」と始まり「ーどうも最近、思考・観点・視野に余裕の ない人(有識者と呼ばれる層にも)増えてきた感があることだ。老若男女、世代を問わず、話しているテーマ のちょつとした拡大を持ちかけてもそれを黙殺し、単に自説を繰り返したがるタイプの人たちが。ー」の 一文が ↑75名中、「文体・文脈」としても、指摘についても格別であった。井上理津子の『絶滅危惧個人 商店』が読みたくなり、夏井いつきの『悪態句集』よりも。横尾忠則〜「ーだって人間は遊ぶために生まれ てきたんだから、死も遊びだと思いましょ。瀬戸内さん!」 ・・!!!このひとことには 参りました、、、、。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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