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◎『武相荘、おしゃれ語り』
・牧山桂子(かつらこ) ・小学館 〜副題「白洲次郎・正子の長女がつづる 装いのプリンシプル」、1940年生、に。武相荘の室内外を 背景に佇む近影や衣装・小物らの、ソレはソレは素敵なモノたちと。 「ー現代とは違い、自由に諸外国と行き来できる時代ではなく、ロンドンに行くなどという事は、私 にとっては宇宙にいくのと同じような漢字でした。ー」(「わたしが20代の頃だったと思いますが、父 がロンドンに連れていってくれたことがありました。ー」) ・・プラス、アノ白洲正子が母!! から 想像するに描く「娘』はのイメージは"雲の上"!! と、思いきや、「装い」エッセイの端々に出てくる 親子の会話の、ハスッパなことしきり!! そり前に目次から「春」色あせない"シャネル"のスーツ 他 6篇 「夏」【column】牧山桂子の"小物"語り 沖縄の着物と三線と…・三宅一生さんとのエピソード他9 篇 「秋」・が合いそうカジュアル・思い出の白詩シャツ 他8篇 「冬」・織部のお皿とニット帽・母 と私と"ミッソーニ" 他9篇の 204頁。高級ブランドばかりと思いきや、100円ショツプ・ユニクロ・ イオン・ニトリ、そして あちこちの篇に出てくる『くそババア』発言!!のホンキ度!! 「それはまた おっかさんのことで恐縮ですが、私にとってはずっと反面教師の母でした。ー」「父は父で『わけの わからん奴が、ぞろぞろ来るような披露宴はやるな。時間と金の無駄だ』などといいー」「母流に言 えば、【どんな災いの中にも楽しいことが見つけられる】と言うことでしょうか。それを聞いた当時 は【嘘つけ、くそババア】と思いましたが、あながち嘘でも無いというのがコロナ社会での発見です」 などとも、、「おわり」でも『ー父はわたしが子供の頃から、自分の妻があまりかまってくれないのが 不満だったらしく お前のおふくろのような人間になるな』といわれておおきくなりました。ー」 ・・・にんげん みな あるある ナンでしょう・・・と閉じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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