1578889 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

晴 陶 句 読

晴 陶 句 読

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2024.06.16
XML
カテゴリ:「本」の紹介
​『1フランの月』   ・安西水丸​   ・小学館  24/3発行

〜 カラーの水丸 作品が多数挿画されていて嬉しい一冊! 155☓217ミリ、175頁。巻末で中上紀さん〜
「2024年の今年は水丸先生がおなくなりになってから十年だ。本書の中心である【1フランの月】は、
ーみかんの小説である。ー読みながら、これは水丸先生が絵を描く際に一番最初に決めるていう【

水平線】だ、と思った。一本の線のように、旅はつながっている。ー」小説はスペイン・イタリア等
を舞台にした人たちとの話、3章立て。「ぼくの宝もの」「オン・ザ・ロード」へと。眺めてよし!!

『やまと言葉のあいだ』   ・石川美子   ・ベルリブロ  23/11発行​

〜表紙は 色使いの美しい セザンヌ画「ヴィクトワール」〜丹沢山・蛭ヶ岳もあるがそのたいはんは、
・ラスキンの医師の隠れ場 ・沈黙の修道院と黒い島 ・デュマのくまのステーキ ・シャモニーの

ウラヤマの<<・故郷の山にカエルスタンダール等々  大和絵画の11篇240頁。 「ー沈黙の背中が
わたしを山へ呼びつけているような気がする。ー 父の後ろ姿である。父は植物学者で、週末になる
と山をあるきまわって草花を最終してり、写真をとったりしていた。ー」と。品格の一冊。

​『生きるために、一句』   ・細谷亮太​   ・講談社  2207/10発行

〜既読既UPかもしれぬが、何度読んでも 清心な気持ちにさせられる一冊。「山形の田舎で開業して
いた私の父の所にも」届いていた雑誌へのコラム依頼「読んだ一がホッと一息つけるようなコラム」

に応え、春夏秋冬を各2頁での一句とその思い出等215頁。・・およそ100句と俳人、各ページの見出し
句にさらに亮太の一言が!「格別 ー「たましひの繭となるまで吹雪けり 斎藤玄」に【The human
being (ヒト)とあり、「ちっぽけな人間を翻弄するものは、戦争だったり、運命だったり、そして大

自然だったりするのですが、その中で私たちは生き続けなければならないことに、一種のあきらめ
を感じます。ー」〜多くのの 句にフセンがつきました、どうぞ 小見出しにも注意して必読を!!


(読了・24/4)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.06.16 15:25:51
コメント(4) | コメントを書く
[「本」の紹介] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.