目標の立て方
12.5昨日の記事の続きから強引に持っていくようですが、お付き合いください。昨日の「読書の大切さ」について、雑誌の中で触れられていた肝心なところ、引用するの忘れていましたが、「読書好きになるには、本から何かを学ぼうと思ってはだめ。感想を言わせるのもだめ、買う際に「これを読めば○○ができるようになるかも」と思ってもだめ。本人が選んだ本に対して「そんな絵ばっかりのもの」とか、「もっとためになる本を読んだら」とか言うのもだめ。読みたいものを読んで、感じたいように感じないと、読書の意味がない」というようなことが書かれてた。(今手元にないんだけど、持ってくるのめんどくさいんで思い出し)読書に「目標」を持たせてはいけないんだ、ということ。日本人は、読書量では世界でもトップだそうだけど、ビジネス書がこれだけあふれかえってる国もないのでは?と思う。私も、最近購入した本を振り返ると、参考書系統がダントツ。時間を大切にする日本人は、読書の時間さえ「自己啓発」とか、「他人に差をつける」とかいった意識を持ってやってるんだよね。だから、誰かがいい、というと、みんないっせいに読んで、ベストセラーになる。ゆっくり時間をかけて、自分にあった本に出会う、っていう過程を省略しているのでは?と思う。昨日書いたことと重なるけど、読書で成績を上げるとか、洋書のリーディングで語彙を増やすって言うのは、あくまで「読むという行為から生まれる副産物」であってそれがメインの目的になっちゃ読書がつまらなくなっちゃうわけだ。だって、「読書をしたら成績が上がるかも」とか、「洋書を読めば英語ができるようになるかも」って「下心」があると、短期間で成果が出ないときや、伸び悩んだときに、読書まで苦痛になってしまうから。だからたとえば、ここでjunquitoがいくら「読書は最良のスタディスキルズだよ」と言っても、読書そのものに興味がない人は、無理して読むことはないと思う。「junquitoのリーディングリストにあったから読んでみる」じゃなくて、「junquitoの感想を聞いてたら、読みたくなったから読んでみる」って思えるようになってもらいたい。んで、「この作家、こんなに面白いんだ~、じゃあ、また別のも読んでみよう」とか思って、みんなでわいわい雑談できるような場を設けられれば、それもいいですね。音楽やTV番組の掲示板では、この手のタイプのものがいっぱいあるんだから、洋書でもやってみればいいなあ、とか思います。で、上を読んだあと、暇があったら読んでほしいのが以下の記事。今では名前も懐かしい、Boyz II MenのメンバーShawn Stockman君(君、って年ではないけど、ほぼ同年齢だし)のインタビュー記事。Boyz II Menといえば、90年初期にバカ売れしたグループで、(多分)説明の必要はないと思いますが。こんなのいいですね。これも好き。好きなんだけど、名前と顔がわかるほどファンではなかったので、どれがショーン君はわかんないんですが(笑)。以下抜粋(Interviewer) What advise would you give to a fledgling, or someone coming up now who wants to explore their talent? (Shawn) Do it because you love it. That will take you further than you having expectations of being on television, getting an American Music Award, whatever. If you're just doing it for that, then you're probably doing it for the wrong reasons.(Interviewer)And if you do it because you love it, even if you don't get famous, you've got something that you love to hold on to?(Shawn) Exactly. Exactly. That's what it's all about. Do it because you love it, and don't get caught up in the 'American Idol,' all the (trappings) of fame. It's tempting... .No matter how many awards and accolades you get, what keeps a person in the business is their love of it,, and they're ability to do it for years and years and years. It's called a career. And for those people who are just in it for those particular things - cars, clothes, chicks, whatever - that has a time span. Those are part of the spoils of being successful, but shouldn't be part of your drive or motivation.全文読みたい人はこちらをクリック。(読めばわかるけど、New Editionつながりで見つけました。笑)インタビュアーさんの"even if you don't get famous..."という部分は共感。彼らくらい歌が好きだったら同じくらい有名になれるか、とか、松井やイチローと同じくらい野球が好きで、同じくらい一所懸命練習している人が全員大リーガーになれるかというと、もちろんそうはならないのだけど、本当に好きでやっていたら、成果でなく過程を大切にして、自分のやっていることに自信を持てるようになればしっかりした人生を歩める人になるとおもう。留学なんかでも、これを忘れてすごく苦労している人が多い記がする。ちょっと後ろに下がって、自分が本当に好きなことを探す、それができたら、それをうまく利用して現状打破することは、案外簡単なのでは??と思うのですが。Boyz II Men、07年の2月に新作リリースとのこと。お好きな人は今からチェック。おまけ(^^)留学ブログランキングjunquitoブログのランキングチェック&他の留学ブログを拝見!