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カテゴリ:美術・展覧会
前からず~っと気になっていたが、この方のブログを見て、また
思いを強くした。 昨日、休みを取って出かけてみた。 東武東上線で池袋から1時間以上電車に揺られ、武蔵嵐山駅へ。 結構、乗りごたえがある。近づくに連れて牧歌的な風景になっていく。 駅から歩くこと15分くらい。国道254号線を渡ったところに うっそうとした森が見える。 その菅谷館跡(畠山重忠の館)の一角にある記念館。昭和の初めに 日本農士学校を開いた場所でもある。 記念館の中に、検校(校長)先生の「帰郷後の心得一束」と題した 書があったので、その一部を手帳に走り書きした。 ・教育とは「自分が自分で自分を自分することだ」これを忘れては いけない。 ・ここの卒業生には名誉欲や物欲はなくても道欲というものがある。 之を無理に押し付けようとしてはいけない。道の押し売りは絶対に するな。 ・地下水となれ。地下水の有無はこの目ではわからぬが、‥ 様々な樹木の‥‥吸い上げられててっぺんまで上っている。 この方の薫陶を受けた人が戦後各界のリーダーとして活躍した。 その拡がりを見るや、実に多大なものである。 歴代の総理の指南役としても良く知られたところであるが、最近は このような役目をだれが担っているのだろうか?ふと気になって しまった。杞憂に終わればよいのだが‥‥。 安岡正篤記念館の見学、その功績をあらためて感じさせられた ひと時であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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