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2018年02月18日
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カテゴリ:本に親しむ
副題は ~国難を憂い、国益を求む~ とある。

以前から気になっていた政治家の一人、ということで、どんなことを考えているのか理解したいという思いで、

はじめに
 東京オリンピックの記憶
 将来は政治家になりたい
 2つの祭典のメッセージ
 日本という国の大切なもの
 国難を前に、やるべきことがある

第一章 国益とは何ですか
 「官邸に来てください」
 国益の意味合い
 短命政権では外交はできない
 北朝鮮問題にキーマンはいるのか
 トランプとプーチンの大人の対応
 危機管理のシステムは必要である
 中東問題に自主外交で向き合う
 イスラエルと関係強化
 日本の弱点であるエネルギー問題
 もう一度、国益とは何か

第二章 外交のすすめ
 鈴木宗男事件とは何だったのか
 外交とインテリジェンス
 スペシャリストを養成する必要
 未来を築く外交を
 沖縄に心を寄せる政治
 普天間基地の辺野古移設には後悔がある
 中川一郎と小渕恵三の背中
 「トラストミ―」ではだめなのだ
 憲法改正は正々堂々と議論すべし

第三章 日本とロシアのこれから
 安倍晋太郎とゴルバチョフ
 「時間はかかってもいいから、領土問題を解決してくれ」
 画期的だった「日ソ共同声明」
 小渕恵三の最後の思い
 北方領土が一番返還に ”近づいた日”
 “失われた10年” を越え、種が花を咲かす
 “引き分け” という戦略
 「紛争の島ではなく、平和の島になる」
 モスクワ訪問記

第四章 あるべき政治家像
 父にできなかった親孝行
 中川一郎に捧げた秘書人生
 政治家は本気で勉強すべし
 失言は政治の価値を下げている
 田中角栄ブーム
 地元のために命がけで “利益誘導” する
 「モリカケ」問題に振り回される
 問題の本質は何か
 行き過ぎた “忖度”
 鈴木宗男事件のような危うさ
 高齢化と少子化に向き合う
 “明るい未来” を作る特効薬はない

第五章 私には夢がある―国難の時代の政治
 北海道は食料自給率200%
 過疎のスパイラルに陥る地方
 なぜ日本に閉塞感が蔓延したのか
 国に吹き荒れる “風” の恐ろしさ
 馬脚をあらわす “風使い”
 次こそ命がけの戦いをしよう
 新党大地、地域政党が活躍する時代
 収監と公民権停止という経験
 民主党との共闘体制を改めた理由
 アメリカなきTPPは大きなチャンス
 この国に我が身を捧げる

おわりに
 政治家を志す
 天国と地獄を経験した “政治人生”


以下、本文から””部抜粋引用

 “国会やマスコミで喧伝された疑惑は、まったくのデマ、もしくは作り話だった。私が有罪となったのもいわゆる国策捜査によるものだ。取り調べの際、最初は居丈高だった検察官が、最後には私に対して申し訳なさそうにしていたことを憶えている。国民から絶大な人気を誇った小泉純一郎元首相、田中真紀子元外相を敵に回し、政治腐敗の象徴のように言われた私に有罪判決を出すことが彼らに与えられた使命だった。
 裁判で採用された証言は、関係者に対し「このままだとお前も逮捕するぞ」となかば脅迫のように強要されたものばかりだった。事件に巻き込まれ、心ならずとも私を裏切るような証言をせざるを得なかった関係者には同情している。”

 “国益を考えるなら、どんどん人材を育て、有益な情報収集できるようにすべきなのに、実際に行われているのは全く逆の足を引っ張るような人事。そしてそれを改め、ノンキャリアに希望を与えようとする政治家も存在しない。これではいつまでたっても日本のインテリジェンスは育ちようがないだろう。”

 “70年ほど前の昭和20年6月、沖縄戦を指揮していた海軍陸戦隊司令官大田実少将は自決直前、海軍次官あてに沖縄県民の献身的な戦いを打電し、最後を以下のような文章で締めた。
「沖縄県斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」
 太田少将の思いを汲んだかどうかはともかく、戦後歴代の総理はそれぞれが沖縄の長年にわたる犠牲に敬意を払い、沖縄のために何ができるかを常に考えてきたように思う。その沖縄への配慮がなくなってしまったのは、小泉政権以降のことだ。理由は明確。極端にアメリカの意向を気にかけるようになったからだ。外務省も防衛省も、沖縄の現実を直視すべき沖縄担当大臣ですら、アメリカの機嫌を損ねたくないから沖縄に犠牲を強いる。”

 “強い信念と豊かな人間性を持つ者が、国益のためにと大きなビジョンを持って行うのが政治だ。それが最近ではまるで小学校の学級委員がそのまま大人になったような高学歴で偏差値秀才の人間ばかりが議員になっている。
 かっては国会議員になる前に地方議員として行政を学んだ方が多かった。
 … .
 一方、問題起こした議員の経歴を見ると、世襲や元官僚や元弁護士ばかりだ。申し訳ないが官僚出身の政治家のほとんどは省内の出世レースに敗れた者だ。省内に居場所はなくなったが、エリート意識は持ちたい。そんな官僚が「政治家にでもなるか」と候補者の公募にエントリーするのだ。”

 “かっての日本はもっと助け合い、譲り合う社会だった。「困った時はお互い様」「互譲のの精神」で仲良く生きてきた。それがいつの間にか自分だけがよければいいという風潮がはびこってしまった。
 特効薬はない。まずは政治家が率先して道義を示すことが肝要だろう。”


 “こんな社会にしてしまったのは政治の責任だろう。政治家が道義をかなぐり捨てて金やポストを追い求め、モノ優先の心を失った政治をしてしまった。その傾向がさらに強まったのは小泉政権時代。彼が掲げた新自由主義は、市場原理、競争原理で強い者が善で、弱い者が悪というやり方だった。
 競争を激化し、国民に幸福はモノや金で手に入るという錯覚を起こさせ、自由という名の思いやりのない社会にを作り上げてしまった。「自民党ぶっ壊す!」と言っていた小泉元首相が本当に壊してしまったのは、日本的価値観だったのだ。”

 “小泉政権が国民の絶大な支持を得ていたころ、地方のため、弱者のために異を唱えた私は、守旧派のレッテルを貼られ、マスコミから古い象徴のように叩かれ、あっという間に永田町からパージされてしまった。国策捜査によって権力の中枢から引きずり降ろされ、いわれなき誹謗中傷にさらされ、そして逮捕、収監。まさに天国から地獄に真っ逆さまに落とされた感覚だった。
 あの時ほどこの国に吹き荒れる”風“の恐ろしさを感じたことはなかった。日本は一国家一言語一国民の国で、良くも悪くも右だ左だ、上下だと分けたがる。それがいい方向に進めば一体感のある国ということになるのだろうが、ともすれば間違った方向にも一気に進む危険性をはらんでいる。”

 “これから景気が回復すれば、そんな雰囲気が変わるのか? 私はそうは思わない。モノや金は何も解決してくれない。長い不景気のなかで日本が学んだのは、まさにそのことだったのではないだろうか。
 これからの日本は、どうすべきかしっかりと立ち止まって、あるべき姿を考えるタイミングだと思う。日本の美徳、日本の道徳、日本人らしい生き方、考え方。それらをもう一度見直し、国民みんなで考える。そのために政治があるのだと思う。”
 
 
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 政治家の責任は大きい。政治家の一挙一投足が社会に与える影響は大きい。 ノブレスオブリージュという言葉もある。トップの言動を見ての国民の心が荒れないか、そのあたりが非常に心配、、、
 
 国会の審議や論戦を見ていても、伝わってくるものが感じられない、虚しさを感じる。
 胆力のある政治、道義を大事にする政治を期待したいのだが、、、

 当然ながら、議員すべてがすべてではない。 一部にみられる政治家の、、そして、ひいては、そのような政治家を選んでいる国民、、、日頃から感度と関心を上げて、良質の政治家を見つけ出していかないといけない。

 胆力のある政治家が少なくなってしまったが、著者は数少ないそのうちの一人、昭和の政治家というイメージ、顔が見える政治家の一人、
 そして、地域政党、これからは「地域の時代」がこなくてはいけない日本、そんな意味も含めて頑張ってほしい。

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最終更新日  2023年04月29日 07時30分37秒
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