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『敗者復活戦』《凡人の独立編》 第21話
(メルマガ敗者復活戦保存版) 訪問販売、そして店頭販売での経験は、大学へ行くより貴重なものでした。 しかし、故郷に帰ってその経験を活かすことが出来るのか?。 現実の壁の前では立ち往生するしかないのか?。 鉄筋屋に入ったと思ったら、30人に職人さんから口を聞いてもらえず、それは勇気を出して懐?に飛び込んで話せるようになった。 しかし、今度は社長に暴言で現場へ飛ばされる始末。 一体、どこまでバカなのか?。 そして、現在の生業となる会社へ転職・・・そこでもまたもや?。 第21話スタート! ●なんやこの会社?くわえタバコでで鼻から狼煙(のろし)を上げる受付嬢! 父の危篤で横浜から帰ってきて、しばらく鉄筋屋で働いた後、学歴も何もない私が、20社近く面接を受けて、やっと入った会社は電子制御機器の販売会社でした。 ちょっと分かり易く言えば、工業用の電機部品、制御盤や分電盤、工場や建物の電気設備の部品、この販売です。 これでも分かり辛いですかね(笑)。 大阪が本社で、地元の営業所は十人程度の小さな会社でした。 私にとっては、真っ当な仕事に付いたのは、初めて?だったと思います(笑)。 3ヶ月は、社内で研修です。 2階建ての1階に、営業アシスタントの女性が二人いて、その後ろは、すぐ倉庫になっています。 狭い事務所ですから、ドアから入って直ぐカウンターがあり、その女性たちが受付も兼ねているわけです。 初日から、ちょっと驚きましたねっ~?。 女性二人とも、くわえタバコで鼻の穴から狼煙を上げて仕事しているんですね(笑)。 女性がタバコを吸うのは珍しくもないですが、まさか受付嬢が・・・。 なんとまぁ~自由な会社だこと(笑)。 来客があっても、下手をするとそのままで、客の方が気を遣っているほどでした(笑)。 30代前半のSさんと30代後半のMさん。 二人ともベテランで、男をアゴで使っていましたね(笑)。 当然、研修期間の3ヶ月、私も二人からアゴで使われることになってしまったのですが、短気な私は事件?を起こしてしまいました。 一度だけ頭に来て怒鳴り返したら、二人とも目を点にしてギョッとした顔で驚いていましたね。 所長以外文句を言う人はいませんでしたから、まさか、新人がという思いだったんでしょう。 それ以来、しばらく口を聞いてくれず、女性の怖さを嫌と言うほど思い知らされました(笑)。 この二人からは、その後数年経っても事あるごとに「新人の鍛冶屋さんから怒鳴られた」と言われましたが、それは私がこの会社を辞めるまで続いたのでした(泣)。 後々、二人にはお世話になるのですが、学歴も何もない私が、中途入社できるのは、こんなもんか(会社)と正直ちょっと落ち込みましたね。 身の程知らずもここまでくると、救いようがありません(笑)。 後に経理担当になるMさんでしたが、この女性から私の運命を変えるような名言?を聞くことになるとは、この時は想像も出来ませんでした。 男たちも、訪問販売の世界とは違った、個性的な人たちが働いていました。 お楽しみに!。 それではまた。 メルマガ敗者復活戦を過去の書いていない日に埋めていこうと思ったら、書けるのは先月だけなんですね。 時々アップしますので、気が向いたら読み流してください!。 クリックしていただけると励みになります!!! 夢を諦めるのは早すぎるぜ! 『オガチの会』無意味に熱いバカ男バカ親父+違いが分かる粋な女たちの会! 『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ! 会社のサイトです。 こんな仕事をやっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/05/18 11:39:16 PM
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