|
カテゴリ:カテゴリ未分類
2010年12月30日のブログ
「一番尊いゆるしになるのです」にたいして、 Rさんから、質問をいただいていました。 一部割愛させていただき、ご紹介します。 ---------------------------------- 思ってもみなかった言葉を浴びせられ、 言葉を失ってしまいました。 言われた言葉を何度も何度も 反復しながら憎しみが増す私。 それでも、自分のために 自分の尊厳をかけて許せるかな… ---------------------------------- Rさん、ありがとうございます。 2009年、月例勉強会「学び舎21」で、 「こころの仕組み」について、 トークとワークをやっていました。 そのおさらいのつもりで、 今日は、書いてみたいと思います。 ★今日のフォーカスチェンジ♪ あなたの歩幅でいいのです。 私たちのこころのありようには、 いくつかの大原則があります。 気質による個人差などは ありますが、基本的には、 そんなに大幅にははずれません。 そのひとつめ。 受け皿のないものは、受け取れない。 簡単に言っちゃうと、自分の 価値観にふれないことには、 ひとは、反応しないということです。 猫に小判を見せても反応しません。 逆に、またたびを見せると、興奮して 手ごとかみつかれます。(体験談…) ワイルドな猫だったなあ…。(遠い目) いまどきの猫は、飽食なので、 そんなこともないかも、ですが。 ふたつめ。これは、 宇宙の法則といってよいものです。 「見つめたものが拡大する」 私たちは、意識したものしか、 受け取れないようにできています。 相手がどのようなはたらきかけを しようと、どのように受け取るかは、 つねに、すべて、 「自分」が決めているのです。 みっつめ。 「好き」の反対は、「嫌い」ではない。 「好き」も「嫌い」も、感情が動くという 意味では、同じです。 反対にあるのは、「無関心」ですから。 感情が動くということは、自分が、 そこに何らかの価値を感じている ということです。 「好き・嫌い」の感情にとらわれるよりも、 自分の何が、揺さぶられているかを 見つめたほうがいいのです。 よっつめ。 「感情は、エネルギーである」 エネルギーですから、使えばなくなります。 昔から青春映画で、 浜辺を走りながら夕日に向かって、 「青春のばかやろー」と叫ぶのは、 あれで、エネルギーを放出しているのです。 ちなみに、自分のなかにかかえたままで、 再生産していると、なくなりません。 それは、「再生」「確認」「再書きこみ」を 繰り返しているようなものですから、 なくなるどころか、増幅します。 でも、それも自分がやっているのです。 きっかけは、相手かもしれませんが、 そのあとの作業は、自分です。 そのことに気がつくと、今度は、 自分で選べるようになります。 いつつめ。 「感情は、受け止めると安定する」 「こんな気持ちはもちたくない」 と思っても、感じている気持ちは、 たしかに現実のものなのです。 だったら、いったん、すべて、 みとめてあげるといいのです。 「そうか。そんなふうに感じているんだ」 すべてみとめて、 よしよししてあげるといいんです。 むっつめ。 「感情の底にあるのは、愛」 怒りの底には、かなしみがあります。 わかってもらえない。 受け止めてもらえない。 それが、怒りに変換しているのです。 怒りが嵩じて、憎しみになったり しているだけなのです。 では、かなしみの底には何があるのか。 「わかってもらいたい」 「受け止めてもらいたい」 これは、つながりたいという祈りです。 それは、ことばを変えると、「愛」です。 すべての感情の源は、「愛」なのです。 感情が揺さぶられるときには、 表面にあらわれたかたちに 振り回されるのではなく、 この一番の根っこに照らして、 自分がどうしたいかを 問い直してみるといいのです。 ななつめ。 「自分にマルをあげる」 よく、「ひとは鏡」と言いますが、 もっというと、「世界は鏡」なのです。 自分がゆるしていない度合いだけ、 ゆるせないものが見えてきます。 結局、 すべての根っこは自分なのです。 この考えかたは、一見 きびしいようにも感じますが、 見かたを変えれば、すべて、 自分で決められるということです。 ありのままの自分にマルをあげて、 あらゆる感情を受け止めて、 とことん、よしよししてやるんです。 ひとは、よしよしされると、 からだが、ほあっと、ゆるみます。 からだがゆるむと、こころもゆるみます。 こころがゆるむと、ゆるしやすくなります。 「ゆるむ」と「ゆるす」は、同源なのです。 今日書いてきたプロセスは、 私自身が、長い時間をかけて、 自分なりに実感してきたことです。 これだけが正解ではないかも しれませんし、 一度読んだだけでは、ぴんと こないかもしれません。 ですから、鵜呑みにせず、どうぞ、 何度か読みかえしていただけると うれしいです。 そして、納得のいくことがあれば、 ぜひ採用してみてください。 あなたの歩幅でいいのです。 あなたの深いところは、 あなたにとって必要なことを、 ちゃんと全部知っています。 その自分を受け入れて、 どうぞ、生きていってください。 あなたの幸福を祈ります。 ●今日の記事、心にひびいたよ~というかたは、 よかったら、↓クリック↓していただけると、うれしいで~す♪ ≫≫≫≫≫ ≪≪≪≪≪ (クリックするだけで、ポイントが加算されます) 世界の医療団 ひとことメッセージが添えられます。 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* ★「聴きかた」は「生きかた」★ 連続講座「『聴く』を磨く」第6期(全6回) *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 日時/全6回(いずれも火曜日) 2011年1月25日、2月8日・22日、 3月8日・22日、4月5日 (いずれも19時30分~21時30分) 会場/カフェ・ミヤマ渋谷東口駅前店5号室 講師/かめおかゆみこ 詳細/こちら! 問い合わせ/こちら! お申し込み/こちら! -------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.04 07:37:02
コメント(0) | コメントを書く |