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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:イタリア生活
昨日、私と同じ国際結婚で、まったく同じ年の同じ月にイタリアに来て、まったく同じ年の同じ月にイタリア人夫と結婚して、一人っ子の子供も半月違い、という人と出合った。
あるんだな、こういうことって(笑)。 トリノに来て初めて知り合った日本人が2年間同じ小学校の同じ学年、隣のクラス同士、母親同士が同じコーラスで歌っていたという、びっくりするような体験があるけど、今回のもまた『同じ』が多くてビックリ。 昨日、山の家に行ったんだけど、あっちの方の家にうちの子供と同じ歳くらいの子供がいて、こっちには4歳半、3歳半、1歳半の子供が3人いて遊んでいたから、向こうからその光景を見て、そのうちの子供と同じ歳くらいの子が遊びに来たのね。 すっごい目がパッチリしていて、何と言っても睫毛が下睫毛まで物凄い長い。この子は思いっきり南部の子だなぁ、って思って見ていたら、お母さんらしき人が、「パブロ~」って子供を呼んだのが聞こえた。 パブロ? ってスペイン語圏の名前じゃない? お母さんは、見た目普通のイタリア人。最近外国の名前を付けるのが当たり前になっているから、スペイン語の名前を付けただけかな? と思ったら、お母さんのイタリア語が、文法的には完璧だけど、ほんのちょっと訛りがある。 やっぱり南米の人かな? 子供同士が半月違いということで、当然話すことは子供の話。 私が子供に日本語で話しかけているのを聞いて、「バイリンガルなの?」と彼女。「うちもなのよ。私、スペイン人だから」。 なるほど~、スペイン人か。子供がスペインの名前だな~と思っていたんだけどね~。 「バイリンガル教育していたせいか、子供が喋り出すの遅くなかった?」 遅かった~。 「親が一生懸命母国語で喋ってもイタリア語で返してこない?」 返してくる~。日本語と混ぜていることも多いけど。 「うちなんかもうほとんど100%イタリア語で返してくるよ」 そのうちお互いの母国語の話になって、日本語で悪口言っても誰にも分からないから使えることもあるんだよ~、なんて言ったら、 「私も夫と喧嘩してるときとかスペイン語で罵倒してやる~」 これって外国人にはありがちな会話。 それで夫の話になったら、彼女の旦那さん、シチリア出身だって。うちも半分だけだけどシチリア出身。しかもお互いパレルモ県出身! ・・・・・・なるほど、旦那さんがシチリア人か。なら子供の下睫毛が私の上睫毛くらいな長さなのも頷ける。 時間がなかったから20分程度しか喋れなかったけど、彼女の友達が最近私たちの山の家の近くに家を買ったそうで、遊びに来るからまた会おうね、ということになった。 考えてみれば、実は私、スペイン人と喋ったことってないの! スペイン語圏の人とは喋ったことはあっても、スペインに留学していたという人とは喋ったことはあっても、スペイン人って喋ったこと全然ない。 お互いの国の話になったとき、もうちょっと国について聞いておけばよかった、って思った。 同じ国際結婚だけど、彼女の場合はバルセロナ近くに実家があるそうで、近いから結構頻繁に実家に帰っているんだそう。前回帰ったのは5月。また多分8月に行くよ、って言ってた。 アルバニア出身の友達も、やっぱり結構頻繁に国に帰っているし。 羨ましいなぁ、母国が近いって。 私も韓国の人と結婚して韓国に住む程度の近さだったら良かったのに・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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