昨日は子供が通っている幼稚園で保護者会があった。
保護者会は9月の幼稚園開始1ヵ月後くらいに行われるのみで、つまり、1年に一回しかない。
去年は私、熱があったから保護者会どころじゃなくて、今年が初めての保護者会になるの。
きっと皆来るんだ・・・と思って、行ってみたら、何のことはない。クラスの保護者の半数は来ていなかった。
別に仕事早引きしてまで来るものじゃないのかなぁ？
うちなんて、夫に仕事を早引きしてもらったんだけど。子供を見ててもらうために。

今までどんな活動をしたか、これから一年間どんな活動をしていく予定かなどを大まかに話した後、宗教、英語、リトミックなど、特別な授業の説明。
宗教はうちの子供は受けていないから関係ないけど、英語は大いに興味がある。
うちの子供は前に会ったとき英語で話していた子と喋れるようになるんだ！　と、英語の授業をとても楽しみにしているの
幼稚園の英語で喋れるようになるとは思わないけど・・・英語に対して難しいとか勉強は嫌だとか、そういう先入観を持たないで楽しみながら接してもらえればな、というのが私の希望。
リトミックは幼稚園中、120名ほどいる園児のうち、12人が受けられるとのこと。
これは、各クラスからもっとも受講が必要と思われる子を、リトミックの先生が選出して授業を受けさせるんだって。皆で出来ると良いんだけどね・・・。

一番最後に残ったのは役員決め。
去年のクラスの役員だったママは他の町に引っ越してしまったため、新たに選出。
数日前から、フランチェスカのママが向いているよねー、なんてママたちの間で話していたんだけど、「誰もやらないんなら私がやるわ」とそのフランチェスカのママが立候補。
もうひとり、食堂の役員も決めなきゃ行けなかったんだけど、そちらも、イレーネのママが立候補。
イレーネのママとはクラスに入る前に立ち話をしていて、そのままの流れで隣に座ったんだけど、彼女には中学一年の娘もいて、その娘がこの幼稚園に通っていた頃の話をいろいろ聞かせてくれた。当時は2クラスしかなくて、建物ももっと小さくて、今の半分以下の規模で、とっても小ぢんまりした良い雰囲気の幼稚園だったんだって。今は5クラスもあるので、雰囲気が変ったって。
小さい学校って良い気がする。先生の目も行き届いていて。今の幼稚園の状態だと、先生の目が届く範囲MAXのギリギリの状態でやっているんだもん。

役員決めって、母が私たちの学校時代、「役員が全然決まらなくて・・・」「今まで逃げてきたから今年はやる羽目になった」っていう文句を言っていたのを聞いていたから、なかなか決まらなくて難航するものだとおもってたけど、こんなにあっさり立候補者が出て決まるだなんて・・・、とちょっと拍子抜け。いやいや、面倒くさい役を回されないで良かったとホッとしている方が大きいけど。

その後、「この後ひとりの保護者の方に残っていただきたいのですがー」という先生の申し出にも、さっと立候補者が出た。
先生が、「あ、これ、コピーして渡さないと・・・」と漏らしたら、また違うママが、「私、やってきますよー」と立ち上がってコピー取りに行って・・・。
皆やる気満々だな。

仕事はあんまりやる気満々じゃないけど、イタリア人、子育てに関することということで、皆やる気満々なのかな??
もちろん、中にはまったく目立たない人もいたけど。
とりあえず、私も教室の片付けをお手伝いして帰った。私に出来ることなんてそのくらいだしね・・・。

初めてのクラスの保護者会が終わってみて・・・感想は、先生と保護者たちがおしゃべりする会みたいな印象だった。
冗談が飛び交って、なかなか楽しかったよ。