かぜまちだより　お茶を傍らにおいて

今日は旧暦のお正月。
日本各地の中華街ではフェスティバルが開かれたりして、本場のようににぎやか。。。
日本でも旧暦も祝う風習のある地域では、神様や仏様へのお供えをしたり、お餅をついたりして静かな旧正月を過ごしますよね。

そこで今日は、１年間の健康を願って、身体によいものを集めたお茶にしてみました。

「菊の花茶＜お花が開くフラワーティー「MF花茶」菊＞」です。



多くの場合「花茶」とは、茶葉に花の香りを移したものです。ジャスミン茶（茉莉茶）が、有名ですね。

ですが、今日の花茶は、乾燥させた丸ごとの花や木の実などが入ったお茶です。
菊、クコ、サンザシ、サンシチ人参がブレンドされています。

菊は目に良いといわれます。ひらひらとお茶の中で花びらを泳がせる様子を見ていると、見つめることだけでも効果がありそうな感じです。
パソコンで疲労した目には、ぜひお勧めの花茶です。

クコは疲労回復の効果が知られてます。そして、古来より肝臓や心臓、腎臓、肺といった大切な臓器を滋養するとして用いられてきました。

生で食べるととてもまずいものですが、乾燥させたものは淡く甘みがあるものになります。私は、お茶を頂いたあとに食べてしまいます。。。

サンザシは消化を助け、胃のもたれに効果があるとされます。
酸味のある果肉は、やはりお茶の後に食べてもＯＫです。

効能たっぷりですね。

こうした花茶に、香りの良い茶葉を加えて飲むのも良いようです。
ジャスミン茶や緑茶との相性が良いみたいです。

どんぐりの実のような茶葉の中から花が現れてくる工芸茶にもジャスミン茶や緑茶が用いられていますが、花々との相性が良いお茶なのでしょうね。
今日は茶葉を使わずに淹れましたが、今度は緑茶の龍井を加えて試してみようかな。。。


静かに祝う日本の旧正月に、このお茶は穏やかなハレのお茶となるように思います。

今年もまた健やかに過ごせますように祈りを込めて。。。



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