JR万葉まほろば線の車両+橿原市コミュニティバス
JR万葉まほろば線に新たな車両が出ました。 その前に「万葉まほろば線」って?新しく路線ができたの?と関西以外の方は思うでしょうね。実は「JR桜井線」という全線単線のローカル線の愛称なんですね。昔は関西本線と言っていた路線も今は「大和路線」。片町線も「学研都市線」ですから・・・。 JR万葉まほろば線(桜井線)はのどかなローカル線ですが、観光名所+重要な場所が多いんです。 山之辺の道、帯解寺、石神神社、大和神社、黒塚古墳(三角縁神獣鏡が初めて発見された古墳)、纒向遺跡(前方公円墳発祥の地)、大神大社、天香久山、畝傍山、耳成山、おふさ観音、藤原京跡、橿原神宮、神武天皇陵・・・、などなど観光や史跡には事欠かない。今流行のパワースポット満載の路線である。 この万葉まほろば線の電車の車両にこんなのがある。これは正面。車両の横には万葉集の歌が書かれている。なんかすっごく風流に感じた。この歌は百人一首でも有名ですね。貧窮問答歌で有名な人物。これは東歌。読み人知らずの歌も載せるのは渋い。まだ他にも歌は載ってます。 そして万葉まほろば線の沿線になる「橿原市」のコミュニティバス。後ろからの写真です。 斜め後ろから。 里中満智子作の「天上の虹(持統天皇物語)」のバスです。世の中は平城京ばかりに目が向いてますが、その前の「藤原京」も忘れないで欲しいです。藤原京があったからこそ平城京があるのですから。 平城京遷都祭を一過性にせずに、きっかけとして活かせれば、と思います。