ミツオーです。食べたカレーが期待以上に辛くて大汗。


さて、浦和競馬、昨日のメインレースは、今年Ｓ２に格上げされた第５５回ゴールドカップでした。
勝ったのはソルテ。自身初の長期休養明け初戦で強敵相手と、ちょっと難しいかと思われる条件でしたが、見事に勝ち切り、このレース二度目の制覇となりました。




1000メートル巧者フラットライナーズが飛ばして逃げるのを二番手で見るカタチとなったソルテは、４角手前で先頭に立つと後続を突き放し、追い込んでくるケイアイレオーネとキタサンミカヅキの追撃をアタマ差、振り切りました。
３頭横一線のゴールに、息をのんだ方も多かったのでは？


（ケイアイレオーネ）


（キタサンミカヅキ）


わたくしこのレースの実況を担当しました。


ソルテが先頭で直線に向いてくるのを見て、実況しながら、


｢この馬は偉いなあ｣


と感じ入り、一旦後続との差をひろげたときには、一瞬、涙がにじむかと思いました。



レース後の表彰式インタビューで吉原寛人騎手が、このソルテの偉大さに、


｢レース中なのに涙が出そうになった｣


という意味のことを話すのを聞いて、


｢…自分だけじゃなかったか｣


などと、いや、乗ってるひとと一緒にしちゃイカンよというのは重々承知の上で、ちょっとだけ一方的に親近感を覚えたりしました。



オーナーによると、春の大目標は、かしわ記念。
そこへ至る道程プランはある程度決まっているようですが、それはまたの情報をご覧ください。




この馬が休んでいる間に、特に短距離路線には新たなタレントやスターが登場し、にぎやかになってきています。
そこへ久々に顔を見せた王者が、さすがの風格と力を見せつけた。そんなレースになりました。





南関東に、地方競馬に、王者帰還す。…今後が楽しみです。ソルテ、お帰り。