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カテゴリ:アマチュア無線
アルインコ製安定化電源 DM-130MV。 販売終了してかなり時間経っていますが、オークションなど中古市場ではそれなりに流通しているようです。 入手した品物の電圧可変範囲は 3Vから16.4V ぐらい。内部に埃が溜まっていましたが、前オーナーは丁寧に扱っていたようで不具合もなく外観はきれいです。 通電、負荷かけていて気になったのはファンの唸り。「ぶぉ~ん」という音は、昼夜を問わずなんとかしたいレベル。電圧調整VRはAカーブを採用しているようで、3Vから8Vぐらいは緩やかに変化していきますが、12Vぐらいから変動幅が大きくなり微調整しにくい感じ。13.5Vから13.8Vぐらいが常用範囲なのでなんとかしたい気持ちが沸々湧いてきました♪ 【変更その1: ファンの静音化】 ファンのところに 39Ω 固定抵抗を直列追加し、ファンの動作電圧・回転数を軽減。(三端子レギュレータで電圧をコントロールするのがベストなんでしょうけど、簡易的にな方法で。。。) 固定抵抗追加で唸り音が静かに。 【変更その2: ファン追加】 内部の状況を観察して気づいたのが、トランスからの発熱。 手持ちの使っていないファンのなかにシロッコファンがあったので追加しました。このファンの動作音は静かなので常時運転にし、安定化電源内部の温度上昇を抑える役目を担わせます。 ファンを2つにしたことで安定化電源の発熱を抑えることに成功しました♪ 【変更その3: 電圧可変範囲の変更】 常用電圧に合わせて可変可能範囲を変更しました。 電圧調整VRに220Ωの固定抵抗を並列接続して、可変範囲を13.4Vから16.45Vに変更しました。 3Vから使うときのために、トグルスイッチで切り替えできるようにしました。 スイッチで 従来の3Vから16.45V、常用範囲の13.4Vから16.45V と切り替えできるようになったので便利になりました。 常用範囲を3.00V - 16.45V から、 13.40V - 16.45V に変更。 参考までに、並列接続する抵抗値を270Ωにすると 12.9Vから16.45V に、510Ωにすると 11Vから16.45V になります。 【ところで、、、】 このDM-130MV、取扱説明書には、連続実用 25A、間欠最大 32Aと記載されていますが、本体底面には「出力13.8V 15A」というシールが貼ってあります。 15Aぐらいまでの使用が無難でしょうね。 取扱説明書に記載の定格 DM-130MV本体底面のシール 【おまけ】 小型LEDデジタル電圧計を入手して、無線機パネルに設置しました。 安定化電源の電圧計を覗き込むことなく現在の電圧がわかるのは良いですね♪
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Last updated
2023.10.17 13:37:08
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