日本労務学会例会へ
6年前のこの日、都内で帰宅困難者となっていたことを思い出す。復興はまだまだですね。さて、大経大で開催された日本労務学会の関西部例会に行ってきました。20名弱の参加者だったと思います。ほとんどが大学に所属する研究者。そして場違いな私。第一報告 中井正郎氏(関西経済連合会)「バブル経済崩壊以降の企業法制の制定と企業改革」/コメンテーター 人事労務倶楽部 宮内雅也氏(社会保険労務士)第2報告三輪卓己氏(京都産業大学)「知識労働者のキャリア中期・後期の課題-危機の特徴とその背景-」/コメンテーター 甲南大学 櫻田涼子氏特に三輪先生の報告が素晴らしかった。ヒアリングに基づく実証研究であり、50歳前後に訪れる中年のキャリア危機(≒キャリア・プラトー)を解明しようとの壮大な試み。あくまでも中間報告とのととで、この先が気になる。まさに年男の私がドンピシャ世代。周りを見渡しても、なんとなく理解できる。特に知識労働者が転職や独立する傾向がうかがえるようだ。私自身、(能力不足で)転職経験はないものの、現場営業から始まって、現場経理、新規事業の立ち上げPJ、本社管理部門、労働組合と様々な経験を積ませて頂いた。故に残れているのかも知れない。そして、50歳を目前にして法務担当へ。この先はまだ見えないが、それそろ集大成としたい。