東京・亀戸労働基準監督署は、パートタイム労働者に違法な長時間残業をさせたパン製造販売業の(株)ドンク(兵庫県神戸市)などを労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で東京地検に書類送検した。1日の所定労働時間が6時間のパート労働者に対して、1カ月当たり59時間の違法な時間外労働を含む最長139時間の残業をさせていたうえ、残業代も3割程度しか支払っていなかった。脳疾患を発症した労働者の労災請求から明らかになった。(中略)
指紋認証と本人による申告の二重の時間管理を行っていたものの、部門長が労働者に対して労働時間を過少に申告させていた。部門長は「作業能率が悪く、労働者自身も認めていたため、労働時間を過少に申告させていた」と供述している。労働時間の改ざんは、少なくとも平成24年6月から行われており、パート労働者3人に対する不払い残業代は300万円弱に達していた。-後略-(4/13 労働新聞)
よくあるブラック話ですなー。一般紙にはあまり取り上げられていないようだが、そこは労働新聞、レア記事まで詳細に書かれています。有名な
チェーン店なのに。ブランドの低下は避けられない。大手だからこそスッパ抜かれる事を自覚すべきであろう。逆に中小企業ならば報道ベースに乗りにくいことも事実である。営業部門での過少申告はよく聞くが、少なくとも工場ラインでは即アウトですな。