映画の話 クライ・マッチョ(映画館)
クリント・イーストウッド監督の最新作です。かつてはロデオスターだったマイクは、落馬事故をきっかけに落ちぶれて、家族もいなくなり、年老いた現在かつての輝きは見る影もなくなっていた。ついに仕事もクビになり、寂しく静かに暮らしていた。そんなある日元の雇い主が現れ、メキシコの別れた妻の元にいる息子を連れて帰ってほしいと頼まれる。ドラッグ漬けで狂った母親の元から家出をしてストリート生活をしていた息子を見つけ出し、なんとか説得してアメリカに向かうことになった2人。虐待を受け人を信用できなくなった少年と年老いたロデオスターが、母親の追手から逃げながら、田舎町の人たちとの交流などを通し、お互いや周りの人々との絆を感じ、癒されていくロードムービーになっている。 クリント・イーストウッド…ヨボヨボですやん…いや、心温まるいい映画でしたよ。ヨボヨボなことが邪魔になる内容でもなかったですし。むしろ老いをちゃんと設定に組み込んでたから不自然さはなかったんですけどね。すぐ眠たくなるみたいなシーンもあったしwwここ最近の彼の映画ではずっと老人だったので、なにを今更って感じなんですが…、たぶんちょっとロマンス的な展開があったから気になったのかな?まぁそれはさておき、先ほども書きましが、ハートウォーミングないい映画でした。少年もグレ過ぎてなくて、傷ついたピュアな感じで幸せになって欲しいと四十路のオバチャンなんかは本気で思ってしまった。イーストウッド作品はかなり切ないというか、やるせない結末を迎えるのも多いけど、これは最後もほんわか終わりました。ちょっと高齢向けかな?とは思いますが、音楽も良かったし、オススメで来ます。★★★☆☆運び屋 / クリント・イーストウッド, ブラッドリー・クーパー (DVD) 1000749078価格:1097円(税込、送料無料) (2022/1/17時点)楽天で購入