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いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

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2022.10.05
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カテゴリ:医学情報
昨日のブログにコメントありがとうございました。
いつも私が行く大学病院の採血はとても混んでいて待たされます。
座る場所も無いほどです。私が終った後もまだ大勢待っていました。
10月中旬くらいから採血時間も予約制にして少し改善されるようです。
採血する臨床検査技師さんも多いのですが、患者さんがいつも多いのには驚きます。
私も以前病院で臨床検査技師だった時には採血もしたこともあるのですが、午前中だけですが立ちっぱなしで疲れました。
前回の診察の時はまだ少し離れたスーパーまでは行けませんでしたが、昨日は普通にあちこち行っても大丈夫でした。
乗り換えないで家の近くまで行けるバスは本数が少ないです。
だいたい2時間に一本くらいです。10時だと買い物が出来ないですが次は11時35分があるのでちょうど買い物をするといい時間になりお昼までに帰れます。
タクシーはなるべく使いたくないですが、前回まではまだ歩くのもやっとで体力もなかったので仕方なかったです。まだ私は60代ですが1か月も入院すると体力が落ちてしまうものです。

前回の読売新聞の夕刊の医療特集の続きを書こうと思います。
がんなどで大切な人を亡くし、深い悲しみを抱える人を支える「遺族ケア」について、二つの学会が6月に医療者向けに日本で初めて指針をまとめたそうです。
以下は新聞記事をまとめたものです。

指針をまとめたのは、日本サイコロジー学会と日本がんサポーティブケア学会です。
きっかけは国立がん研究センターの大規模調査でした。
約5万4000人が回答し、抑うつ症状があるのは19,3%でした。深い悲しみを感じたのは30,9%に上りました。
また、カウンセリングや投薬など医療的な支援が必要だと感じたのは21,7%でしたが、実際に支援を受けたのは6,8%にとどまりました。
遺族ケアの環境整備が不十分なことが明らかになり、両学会が国内外の論文や遺族の証言を集めて、指針を作りました。
指針などによると、がんなどの病気で肉親や友人などを亡くした場合、8割は自力で少しずつ日常を取り戻しますが、2割は長引く強い悲しみに苦しみます。
国も遺族ケアの重要性は認識しています。ただこうしたケアの担い手になる精神腫瘍医は全国で約130人にとどまり、遺族ケア外来を設ける医療機関も限られている課題もあります。
指針では、励ますつもりでも逆効果になる言葉をまとめています。
遺族にかけるべきでない言葉(一般市民にも参考になる)
いつまでも悲しまないで
気がつかなかったの?
そろそろ再婚したら
楽になったでしょ
元気そうね
寿命だったのよ
編集責任者を務めた国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科長の松岡弘道さんは「周囲の人はそっと寄り添って傾聴に徹してほしい。必要だと感じたら、がん相談支援センターへの相談などを勧めてください」と話しています。

これを読んで日本では遺族ケアについて今まで医療者向けの指針が無かったことに驚きました。
精神腫瘍医もまだ少なく遺族ケア外来を設ける医療機関も限られていることを知りました。
遺族会による仲間とのおしゃべりだけでなくプロによる医療ケアの必要性も重要視されて良かったと思います。
励ますつもりで言った言葉もご遺族によっては傷ついてしまい、言葉かけも難しいなと思います。
そばに寄り添い傾聴するよう自分も気をつけようと思います。
私の通っている大学病院には遺族ケア外来は無いですが、近くにあれば安心だと思いました。
がんは患者さん本人の精神的なサポートも大事ですが、家族や遺族のサポートも必要だなと感じました。





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Last updated  2022.10.05 15:42:57
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