カテゴリ:武道・スポーツ・健康
オリンピックより楽しみにしていたPRIDE GP決勝。1週間遅れで地上波放映された。
<ハリトーノフ×ノゲイラ> 予想どおり、ロシア軍人のハリトーノフとノゲイラの一戦は、ノゲイラに判定が上がったもの の、全くの互角であった。 顔面の打ち合いの最中、ノゲイラの左に合わせて繰り出すハリトーノフの右ボディブローに 打撃での並々ならぬ技量を感じた。 ボクシング練習(=格闘競技の練習)を続けているノゲイラに対して、的確に相手にダメー ジを与えるあのボディは、スポーツ感覚では身につかない。 軍隊格闘術や護身術ならではの、実用性が感じられた。 また、顔面を打たれれば、思わず顔面に返してしまうのが通常であるのに、自分の受ける ダメージは気にせず、攻撃に神経を集中させている点、素質が光る。 PRIDEも所詮「競技」であり、そのルールに慣れてくれば、ハリトーノフは必ずトップを争う 選手になると思う。 <ヒョードル×小川> ヒョードルのパンチで意識がとんだところを、腕十字でタップアウト。秒殺であった。 小川もボクシングの訓練をしてるようだが、これが誤算である。 柔道に長年集中してきた小川の身体は、ルール上制限されている打撃には全く向かない。 さらに、打撃は組み技・寝技より修行年数がかかるのである。 ましてや、ヒョードルクラスの人間と、まともに打ち合うためには、あと5年はかかる。 最初から、寝技に集中し、タックルに賭ければ展開は変わっていたと思う。 <ノゲイラ×ヒョードル> バッティングによる流血で無効試合となったが、これは商売むき出しである。 TKOでノゲイラの勝ちにしてやっても良かったと思う。 <ミルコ×ヒョードル弟> ヒョードルの弟はリングに上がる身体が出来ていない。 20Kgの体重差があっても、顔面へのパンチがある以上、動きがついていかなければ、 餌食にあるだけである。 ミルコの左ハイキック。ブラジリアンキックのように、一度角度を変えたところで、相手は 見失ったようだ。さらに、上体を右に傾けており、あれではたまらないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/08/25 12:03:26 PM
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