テーマ:GUNの世界(3865)
カテゴリ:GUN
![]() この銃の発売前、MGCではテレホンサービスをやっていた。 電話をかけると、タニオ・コバ氏の、ソフトな語り口での説明の後、 「シュタンッ!シュタンッ!カチーン!カチーン!」とBLKと床に重たい カートが転がる音が受話器から聞こえ、異常に興奮したものである。 例によって、ボンドショップで配布されていたチラシには、「銃口が6cm 跳ね上がる!」と具体的な数値で示されていた。 発売日は忘れもしない、ボンドショップから隣の二木ゴルフ前を越える 長蛇の列。購入以外のお客様お断りで販売された(これは当時よく あったことだ)3Fのショップに4Fの倉庫(?)から、次々に運び込まれる オートマグは、文字通り、飛ぶように売れていた。 現在、このような売れ方をする銃はあるのだろうか?もちろん、通販 など販売形態が変化している現在と、単純比較はできないが、やはり 「熱い時代」だったと思う。 品切れに怯えながら、やっと購入したオートマグのCV(副燃焼室) カートに早速、平玉火薬を6粒つめる。 M16同様穴が深いカートに平らに火薬を詰めるのは、結構手間だ。 でっけ~マガジンにカートを装填、恐る恐る、ボルトを引き、そっと手を 放す。(暴発は結構あったので) やや力不足を予想させる小ぶりなハンマーを懸念し、思いっきり トリガーを引くと・・・シュタンッ!と、テレホンサービスで聞き慣れた 独特の発火音で、ガクンッと銃口が跳ね上がった。 鏡に映したりして確かめたが、確かに、6cmは跳ね上がっていた(笑) リアサイトの部分にひびが入り易かったりで、後年は、ボルトもABS製 になってしまったが、耐久性はともかく、迫力あるモデルだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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