カテゴリ:政治・社会・ビジネス
愛嬌ばかりが目に付く猪口大臣だったが、今朝の”報道2001”で絶望してしまった。
少子化,教育問題で、文部科学大臣(こちらもピント外れ)で、西部邁氏と現役の 公立高校教諭が相手では、まともな討論になるとも思わなかったが、猪口大臣の ”浮世離れ”には、国民の端くれとして、憤りさえ感じた。 少子化対策で、企業への女性の再就職を主張していたが、実際、私の勤務先でも 制度として取り入れられてはいるものの、その職種も現実問題として制限されるし、 数年のブランクを経て、第一線に復帰というのが許される業種も限られるだろう。 そんな現実から目をそらし、男女機会均等ばかりに口を尖らせる猪口氏はきっと、 チヤホヤされて生きてきたんだろうな~。 可愛そうに、主婦業の方が下手な社会人よりやりがいもあり、よほど人生を豊かに してくれることを知らないんだろうな~。こういう人たちは。 幸か不幸か、うちは私が働いているが、立場が変わって”主夫”になったら、「あれも しよう、これもしよう」と、イメージはどんどん膨らむ。 また、「国が三人目からは補償する」というコメントは、三人子どもがいる我が家に はありがたい話だが、そんなことで三人目の子どもを育てようという親には困る。 自分がそれなりに余裕のある生活をしたい為に、子どもを控えているような親に 育てられる子どもがたまったものではない。 子育てなんて、ガッツでやるもんで、制度やシステムでやるものではない。 そして、子どもに求めているものは、未来への人類の継承である。 ちまちました議論で、子育てを貶めて欲しくない。 ニート対策にしても、まず、”ニート”なんて言葉はやめて、”プータロー”と分かりやすい 言葉に置き換えるべきだし、政治レベルで対策を講じる必要はない。 自衛隊が正規軍になれば、いくらでもニーズは出てくるから大丈夫。 仕事にあぶれて、軍に行くのは、大昔から良くある話しだし、現在でも諸外国には いくらでもある事例だ。 猪口氏の勘違い発言の数々に、最後は頭を抱えていた高校教諭の姿が印象的だった。 「政治になんか期待してはいけないのか?」と思ってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/11/06 03:09:37 PM
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