カテゴリ:星・天文
小惑星探査機「はやぶさ」が、小惑星「イトカワ」へのタッチアンドゴーに
失敗したようである。残念だが、着陸に使用するマーカーがまだ1個残って いて、最後の挑戦をするそうなので、期待したい! ただ、是非、認識しておきたいことは、小惑星に、「はやぶさ」自身の影が 映るところまで接近していること自体、すごいことなのである。 スペースシャトルが国際宇宙ステーションに行くよりも、ある意味、高度な 技術が要求される。 その起動計算~自動制御技術に至るまで、まさに科学技術の結晶であり、 国民としては、もっと好意的に賞賛するに値すると思う。 マスコミは、失敗ばかりをとりあげるが、中国の有人飛行より技術的には はるかに難しいことにトライしていることは、強調して欲しい。 ただ、日本の宇宙開発機構の体質には、大きな問題と、高コスト体質が あると思うし、もっと、EU各国などと共同でやった方が、より多くの探査機が 飛ばせると思う。 自国技術にこだわるより、より多くの研究成果を上げ、小惑星・彗星という 太陽系生成時の情報をふんだんに持っている研究対象に、もっともっと アプローチして欲しい。 さらには、ハッブルより小さくていいから、宇宙望遠鏡をもっと上げて、各 惑星を継続観測して欲しい。 (ハッブルなどは数年先までスケジュールが詰まっている=つまり宇宙 望遠鏡は絶対的に足りないのだ) 大気圏の中から、望遠鏡で宇宙を眺めるだけの身としては切に願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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