カテゴリ:武道・スポーツ・健康
4月になり、小学校6年生たちが無事中学に進学、部活動を始めたため、 主婦+小学校中学年のメンバー構成となった。 いままで、どちらかといえばあまり上手でなかった子が、いきなり伸びている。 上級生の”押さえ”から開放されて伸び伸びと稽古し、一気に上達していくのを 目の当たりにすると、企業などの組織でも、若返りの必要性を痛感する。 基本はそれなりに出来てきたこともあり、5月からは、ミット中心の稽古になっている。 子どもや、女性の場合、そうそう拳を血だらけにするわけにもいかないので、グローブを 着用した上で、ミットを打つようにしている。 もちろん、稽古の後半の約束組手・自由組手で素手の技術の再確認をして終了する ようにしているので、グローブを前提とした”クセ”がついてしまうことはない。 グローブのメリットは、ガードを上げるクセをつけるのに、適度な重さがあることと、 また、多少の錘をつけて打つことにもなるので、それなりに筋力・スピードアップの効果が 見込めることに限定して認識している。 組手でグローブを着けて打ち合うと、やはりかなり大味な組手になってしまうことは 否めない。 ボクシング式のガードでは、素手では簡単に入り込まれてしまう。 実戦でガードを固めて相手に何発も打たせるようなことは、経験上ありえない。 勢いづかせてしまえば、そのままタコ殴りにされて沈むことになるだろう。 また、相手の頭部や、腹部を狙うときに肘などに素手の拳が当たると、これは かなり痛く、下手をすれば骨折もしかねない。 したがって、グローブで打ちまくるクセは、素手ではなかなか使えない差がある。 その意味では、一部の拳法などで多用されている掌底(しょうてい=てのひらの手首 付近)は実践的なのだが、顔面攻撃に使用すると、指が目に入る危険性があり、 子どもの稽古には不適当である。 結局、ミット打ちはエクササイズと割り切って、いい汗を流させることになるのだが、 思いのほか、メンバーの評判は良い。 色が気に食わない子もいるようだが(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/15 10:49:21 AM
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