テーマ:稽古(629)
カテゴリ:武道・スポーツ・健康
![]() 最近、拳頭や肘、脛などを鍛える、いわゆる部位鍛錬をあまりやらなく なってきており、組手で相手の肘でブロックされた時など、若いときは 気にもならなかったはずの「痛み」を感じるようになってきた。 というわけで、TVを観たり酒を飲みながらでも気楽に使える「ビン」で 脛や小手を時々叩いて、骨に刺激を与えている。 空手をはじめた頃は、まだ印象深かったキックボクサー、沢村忠の影響で、 皆、ビールビンで脛を叩いて鍛えたものである。 通っていた道場では、サンドバックをつるす直系10cmほどの鉄柱があり、 それを蹴って鍛えた。 最初は、革が巻いていある部分を蹴り、帯に色が着いてからは、鉄柱 そのものを蹴ることをアドバイスされ、歯を食いしばって蹴りつづけた。 おかげで、何かの拍子に脛をぶつけても、あまり痛みを感じなくなり、 思いっきり蹴って、相手の肘やヒザでブロックされても、痣すら出来なく なったものだ。 そのあと、空手界で流行ったのは「砂袋」だった。 実際は、ヒザへの負担などを考えると、硬いものを実際の蹴りに近い フォームで蹴るよりも、足を固定して、それを第三者に叩いてもらのが 良いように思える。 あるいは、固めのミット、あとは、スパーリングなどで実際に相手の足や 肘にぶつけて、自然に鍛えるのが、王道のようにも思える。 30年を経て、自分なりに「やってはいけない鍛錬」というものが幾つかは 判ってきたのだが、そんな理論に関係なく、子どもはすぐに真似をする。 過度な筋トレは成長期の子どもに有害なのは当然として、古典的な「巻藁」や 箱に入った「小豆」を突くようなトレーニングも行っていない。 ただ、脛を叩くのは、遊びの中でも手刀で叩いてやったり、結構やっている。 骨の伸長方向を逆から叩いているわけではないので、問題なく、さらに、 成長腺を刺激してくれるようにも思え、遊び程度はOKとしている。 ビンにはサポータを巻き、痛みを軽減させている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/16 03:23:35 PM
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