テーマ:稽古(629)
カテゴリ:武道・スポーツ・健康
残念ながら、私のことではない(笑) 引っ込み思案、というより照れ屋さんの小学生が土曜日の稽古に参加している。 実は、非常に負けず嫌いで、攻撃力はあり、「当て勘」もいい。 以前は、私に触れることも出来なかった(動きの早い小学生相手に、80kgの 大人がフットワークで、狭い稽古場でかわし切るのは、それなりに大変なのだが) このところは、払ったりしなければならなくなった。 蹴りから顔面への突きという基本的なコンビネーションが、非常に鋭いのだ。 受けを指導するには、ある意味、攻撃を否定する概念も説明する必要があり、 また、身体で覚えてもらうためには、多少の痛い目にもあってもらわなければ ならない。 密なコミニュケーションが必要なのだが、照れ屋さんには難しい。 顔面ありで、とにかく何でも良いから、攻撃をさせる組手を数ヶ月、徹底的に やらせてきて、攻撃の威力、コンビネーションは非常に良くなってきた。 今日の稽古では、何となく積極性を感じたので、受けの稽古を大幅に増やしてみた。 ぎこちないながらも、別人のように攻守のバランスがとれた組手を見せてくれた。 「武道を目指すからには、先ず受け」という概念がこの世界にはあり、私も大方 賛同するものであるが、やはり人によって登る道は様々だと、改めて思い知らされた。 数年前にも、まさに天才を思わせる女の子がいたが、卒業し、部活動に取られて しまった。非常に残念な気持ちもあるが、それもいい。 子どもの頃に身につけた、武道の合理的な動き、そして「怖さ」や「勘」などは、 他のスポーツにも充分活かせるし、もし、格闘技の世界に戻るにしても、すぐに 身体が思い出してくれるものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/23 09:26:24 PM
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