カテゴリ:武道・スポーツ・健康
やはり中量級は、技術・スピードがあり、本当に面白い。 地上波しか放送されなかったので、省略されたラウンドが多かったのが残念だ。 ヘロヘロになった終盤より、序盤のスピーディーな駆け引きが見たいのだ。 ☆小比類巻×アマラ(白鳥忍) 全日本キックではライト級で闘っていた白鳥には、70kgのこの階級での 戦いは、あまりに不利である。 増量した分、腹に肉がついてしまい、パンチのキレが悪かった。 小比類巻は、自分より小柄な相手と安心して闘えたようだが、所詮、 劣勢では、相手に背中を向けてしまう精神面での不適合は治っていない。 ☆A・クラウス は、敗戦が混んでいたが、このようにアグレッシブにパンチを 叩き込む戦い方は、安全圏から蹴りを飛ばす闘い方に比べ、自身がパンチ を貰う確率は、絶対に高くなる。従って、この戦い方の選手を、以前のマサト やブアカーオと、「勝率」で比べては可哀想だ。 今回は素晴らしいスピードと伸びのあるパンチで快勝。いい選手だ。 ☆A・サワー ブアカーオに敗れたときは、レフリーが何かアピールしたところに気を取られ、 ロングフックを食ってしまったが、もちろん、本人の責任だが、あれはレフリー のレベルの低さだ。これは、K-1そのものの問題である。 また、ジャッジの基準も不明確で、イライラする。 クラウスに比べ、的確な蹴りが素晴らしい。ハイキックで煽ってから、一拍 置いて、狙いすましたパンチを入れる高等技術で快勝。 全盛期のB・ユキーデをさらに洗練したような戦い方だ。拍手! ☆ブアカーオ あくまで真面目で、好感の持てる戦い方だ。 背筋・僧坊筋の異常な発達は、ムエタイのレベルを遥かに超えたパンチを 習得した証左だろう。 「打たせてから裏を取る」ムエタイスタイルは、判定にもつれやすい不安は あるが、安定感は群を抜いている。 私のイチオシ、佐藤も快勝してくれたが、メインのマサトは、何で総合の選手と やるのだろう? 調子が良かったようなので、キチンとした打撃の選手とやって欲しかった。 見様見真似で、攻撃技術は総合の選手でもすぐに習得できるのだ。 攻撃後のディフェンスと、一瞬の駆け引きは、5年以上の練習は必要だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/29 09:52:28 AM
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