カテゴリ:映画・本・音楽・ドラマ
100にひとつぐらいの確率で、テレ朝もまともな番組を放送する(笑) 「東大に子供を入れる~」のくだりはあまり真面目に見なかったが、 「子供の叱り方」のあたりは結構、真面目に見てしまった。 橋本弁護士の40~50分に亘る暴行(?)については、ネタ半分にしても、 比較的厳しい躾を旨とする我が家でも驚きだ。 したり顔で、「子供には言って聞かせなきゃ」とのたまっている教育評論家(?)が 出演者から総ツッコミを受けているのは痛快だった。 「私も何百人と教えてきましたが」とその評論家は抗弁していたが、人の子を あるシステム(学校など)で教育するのと、全人生を引き受けて、自分の子供を 育てるのは次元が違う。 コイツだって、自分の子供はせいぜい「数人」だろうに。 このあたりが、日本の教育者の勘違いの典型なのだ。 真面目で苦労している先生方が多くいることは、NPO活動などで実感しており、 こういう似非専門家が、前線で活躍している先生方の足を引くのだ。 さらに、最近流行の「○○先生」 首相肝入りの審議会にも「ヤンキー先生」なる御仁が選出されていたが、 元ヤンキーがありがたいなら、そのうちエスカレートして、「シャブ先生」とか 「レイプ先生」や、「コロシ先生」などが有難がられる時代が来るのだろうか? 道を外す可能性は誰でもある。外した者は、更生し、しっかりと人生を歩むことは 当然として、「一歩引いて」生きることに私は美意識を感じる。 懸命に自分を抑え、道を外れることなく成人した人の方が、理由はどうあれ、一度は 道を外した人間より報われなければ、道理に合わない。 どちらかと言えば(笑)、道を外れてきた私自身、そう確信している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/16 01:35:27 PM
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