カテゴリ:武道・スポーツ・健康
特筆すべき番組もないまま、正月休みが終わった。 大手民放のコンテンツ不足は明らかで、お笑いタレントとタレント政治家が無駄に 口を開いているのは、見る気もしなかった。 供給過剰気味の格闘技番組も、マッチメイクが安直過ぎて、まったく面白くなかった。 そんな中でも、大晦日の ヒョードルvsホンマンと、三崎vs秋山は、印象に残った。 ヒョードルは、ホンマンに押しつぶされながらも、順当に逆十字で決めた。が、 それ以前に、ホンマンに正面からパンチを当てていく並外れた突進力が素晴らしかった。 PRIDEが消滅して、ブランクのあったヒョードルには、いいリハビリになっただろう。 182cmしかないヒョードルがあれだけ堂々と打ち合えるのは、オープンフィンガーの 薄いグローブをホンマンが恐れたからということもあっただろう。 K-1の世界でも、グローブハンディを認めれば、大型選手よりもむしろ、動きの早い 軽重量級の選手によるホンマンKOも充分に可能性があり、また、見応えもあると思う。 ヌルヌル秋山は、多少の打撃センスを過信し、敗れた。 見よう見まねで、打ったり蹴ったりは出来るが、ダウンを取られた後の反応が、 まったく素人で、ガードもなく無防備に起き上がろうとしたところを、蹴られてしまった。 聞けば、「4点ポジションで蹴られた」と、主催者側にクレームをつけているようだが、 恥の上塗り以外の何物でもない。 あれは、無防備に起き上がった秋山の自己責任だ。 キックの試合などでは良くある局面で、勢いのついた相手が、倒れた相手を蹴るのは しょっちゅうで、倒されたほうも、そのあたりはしっかりガードを固めているのが通常だ。 フル解禁(目突き、金的、噛み付きあり)の真剣勝負が法的に開催できない以上、 中途半端な総合の試合は、正直、あまり面白くない。 もちろん、ルールが先に制定されていた、シューティングなどのように、アマから のピラミッドが構築されつつある「スポーツ」は、別物として評価しているが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/08 10:15:25 PM
コメント(0) | コメントを書く
[武道・スポーツ・健康] カテゴリの最新記事
|
|