テーマ:天文(619)
カテゴリ:星・天文
去る1月15日は部分日食だった。 スケジュールをやりくりし、とりあえず午前中で仕事を切り上げ、日没を待ったの だが、やはり関東では観測不可能だった。 西日本の方は、沈みながら欠ける夕陽を堪能できたことと思う。 最近、2012年のマヤ暦の終焉~地球滅亡という、昔から男心をくすぐるタイプの 番組もチラホラ見掛けるのだが、どうも太陽が悪役になっていることが多い。 下の写真は、2005年の太陽黒点を撮影したものである。 特殊なフィルタを装備した、口径60mmのフローライト屈折での撮影。 この「黒点」が電波妨害を起こすことは昔から知られており、黒点の出現が 活発になると、それなりに警戒されてはいたのだが、最近は、この太陽活動自体が 「悪者」になっている番組が目につく。 46億年も反応を続けていりゃ、そりゃ、波もあるだろうに。 太陽がなければ人類もないわけで、いまさら勝手に悪役にする人間って、本当に 幼稚でわがままな存在であると思う。 人類を生みだしてくれた太陽が不調になって、万一、地球が滅びるのなら、それも また運命だろう。 ちょっと宇宙に観測機を飛ばせるようになったぐらいで、太陽を「太陽系のひとつの 構成物」みたいに論じるのはいかがなものかと思う。 最近は、黒点もめっきり減ってしまった太陽だが、私もそれにあわせて、太陽観測 はひと休みのここ数年である。 sun_2005-0510 posted by (C)kirk1701 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/01/21 09:06:09 AM
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