カテゴリ:星・天文
先日回収された”はやぶさ”の”置き土産”ともいえるカプセルに、ガスが 混じっているのが確認されたという記者会見があった。 今後、某かの分析結果が出れば素晴らしいとは思うが、まずは、無事 地球軌道に戻った制御技術でよしとすべきではないだろうか? このところ、天文ファンの立場ながら、JAXAの問題点が目についたので記す。 「はやぶさ」の帰還を「しゃぶりつくさん」とばかりに閣僚に詣で、予算増額を ねだったり、大したこともない会見を開きすぎる点、所詮、「国に面倒みてもらおう」 という、さもしさが感じられる。 確かに「はやぶさ」プロジェクトは予算的にも成功と言えると思うが、対して、 「国際宇宙ステーション」に関する、盲信的米国追従の無駄遣いはどうか? 先日、言葉は悪いが「この人がいけないのは可哀想」と、お義理で行かせた 女性飛行士の経費などを削減して、「はやぶさ2」に回せばいいのでは? JAXAのプランには、肝心の「民間への還元」という視点が抜けており、お題目 は「宇宙ビジネス」といいながら、民間から金を集めようという、「泥臭い」行為 から、逃げているように見える。 結局、民間製造業にも見掛ける「研究バカ」の集団ではないのだろうか? 確かに純粋に学術的な研究も必要であるが、それはあくまで、経営余力で 行うべきであり、そのために稼げる「本業」を確立すべきである。 ほんとうに「はやぶさ」が愛しいと思うのならば、中長期の計画実施のための 経営基盤を確立することが急務であろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[星・天文] カテゴリの最新記事
|
|